ちょうどDropboxを使いはじめたばかりで、無料での容量増加に励んでいた頃でした。家の3台のPCに導入し、娘たちにも紹介し、画像データも取り入れて、500MBずつ増やしていきました。それで得た4GBの無料ストレージはファイル構造をそのまま保ったもので非常に使いやすく、私の仕事環境を大いに改善してくれました。

 しかし、仕事用のフォルダー(動画などはほとんどない)すら15GBを超えていたので、それでは十分ではありませんでした。かといって、年間1万円払って100GB増やすことには踏み切れませんでした。いったん有料会員になれば、きっと使い続けることでしょう。10年続けたら10万円の意思決定です。そこに「25GBが2年間無料!」が飛び込んできたのです。25GBという有料サービスはなかったので、私にとっては2万円に近い価値がありました。

 いわば「2万分の値引き」であり「意思決定の2年間先延ばし」でもありました。

 実際には、HTC J ISW13HTは信じられないほど不安定・性能不足で、スマートフォンのもっとも基本的な機能である「電話をかける」が十分にはできませんでした。電話帳が開かない*2)のです。再起動しても開くのに10分かかることはざらで、OSの再インストールを何回か行いましたが結局ダメでした。

 それでもデザインがよくて好きでしたけどね(笑)

本当はシャープのminiを
買うつもりだったのだが……

 また2年経って買替えの時期が訪れました。HTC社が経営面で苦境に陥り、beats株を売却してイヤホンもなくなり、「Dropbox無料」もなくなってしまいました。それでは後継のHTC J Oneにする意味はありません。

 最初考えたのはシャープのmini*3)でした。抜群に小さく、軽く(115g)、iPhone 5sに匹敵するものでありながら、IGZO液晶ディスプレイはより高解像度(1920×1080 対 1136×640)で画素数は3倍にも上ります。

 おそらくは女性層を狙ったであろう色展開も、白の他にビビッドなピンク・青・緑と豊富でした。でもたまたま近所のauショップに買いに行ったとき、お目当ての青が品切れでした。それで、ちょっと考え直すことに……。

 店頭でいろいろ手に取ってみて色を確かめ、そして家に帰ってから考え直して、最終的に選んだのがソニーのXPERIA ZL2 SOL25だったのです。

 決め手は、やはりデザイン。特にその色と外装の感触(手触り)でした。

*2 Facebookなどとの連携を切ってもダメ。つないだままならまず開かない。
*3 正式名称はAQUOS PHONE SERIE mini SHL24