「すごいね」「良かったね」と、
ポジティブな反応を示してあげる
もちろん、そう言ってしまうお父さん、お母さんに悪気はないでしょう。日常的なやりとりとして、楽しく会話しているだけですし、子どもをちょっとからかうようなコミュニケーションによって、明るい雰囲気をつくっている家庭はたくさんあります。
それ自体を否定する気はもちろん私にもありません。ただ、せっかく子どもが「こんなことを知った」と言っているのに、それをちゃかす感じで反応してしまうと、同じような反応を子どもが取り始める、ということも親としては知っておいて欲しいのです。
子どもが「何かを学んだ」「何かができた」「がんばろう」と言っているなら、親としては「すごいね」「良かったね」「がんばってね」と素直に、ポジティブな反応を示してあげればいいのです。それで子どもが自信家になるくらいで、私はちょうどいいと思っています。
もし、子どもがちゃかす態度を示しているときは、「なんで? これってすごく面白いよ?」「こんなことに感動できるなんてすごいよ」と親が素直に感動したり、感心したりする態度を示してあげてください。
(次回掲載は、8月26日の予定です)
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