自分の体の声に耳を傾ける習慣を持ちましょう

 そこまでではないにしろ、ビジネスパーソンの皆さんは大きなプロジェクトを無事に達成した直後、緊張の糸がプッツリと切れて急に風邪をひいてしまった、寝込んでしまったというような経験はありませんか。

 プロジェクト中は、緊張により疲労が隠されていましたが、体は確実に疲れて抵抗力は落ちています。いつ発病してもおかしくない状態がずっと続いていたのです。そして、プロジェクト完遂とともに緊張の糸が切れ、風邪をひいてしまうのです。

疲労感はないものの、疲労は間違いなく体の奥深くに滞っていたのです。

 体は正直です。

「疲労感は減らせても疲労は減らせない」と肝に銘じておくことが、過労死などから自分の身を守る大切な方法なのです。

(この内容は、『なぜ、一流の人は「疲れ」を翌日に持ち越さないのか』より抜粋)


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