13番の「性生活の困難」の39点は、少し合点がいきませんね。あくまでもさきほどの「配偶者」との関係なのでしょうか。現代の子供は塾通いが多くて、父親は夕食どきに帰宅していることは珍しく、家族がそれぞれ孤食ぎみにあるといわれていますが、子供のころから孤食に慣れている人は、39番の「団欒する家族数の大きな変化」15点は、どうなるのでしょう。恋人と一緒に2人で食事ができるようになったら、もうストレスではないでしょうね。

 現代人のストレスは、病気、リストラまではSRRSと同調していけますが、次はやはり、「職場の上司とのトラブル」「勤務時間や労働条件の大きな変化」とか「1万ドル以上の借金」「借金やローンの抵当流れ」のストレス点数が大きいのではないでしょうか。SRRSのこれらの点数は低すぎると思います。

 ひととおりやってみたけど、200点なかったからといって、安心していられません。ストレスの感じ方に個人差があると最初にいいましたが、このSRRSをやってみても解るように、点数の付け方ひとつでも、これほど感じ方が異なるのですから、ストレスは他人に干渉されて解決できるものではないことが解ったと思います。

 次回は、把握、処理、そしてセルフエフィカシー自己効力の話をしましょう。