増える40歳代の
住宅1次取得者

 40歳代で持ち家に住んでいる人の大半は、賃貸住宅から住み替えた人が中心だ。

「住宅1次取得者」という言葉があるが、これは「この5年間に持ち家を購入した人のうち、従前の住居が持ち家以外の人」という意味だ。つまり「初めて持ち家を購入した人」である。

 5年ごとに総務省統計局が発表する「住宅・土地統計調査」によると、40歳代の1次取得者の割合は増えている。

 20歳代と30歳代で住宅1次取得者が90%以上というのはわかる。20歳代ですでに2回以上持ち家の購入を経験した強者は、あまりお目にかかれない。

 注目したいのは、40歳代のデータ。住宅1次取得者が、平成15年から25年の10年間で80%から86%へ6%も増えている。この5年間に持ち家を買った40歳代は、大半が初めての購入だったということになる。

減少の一途をたどる
40歳代の2次取得者

 今度は40歳代だけを詳しく見てみよう。以下の表は40歳代の住宅1次取得者の、従前の住居形態についてのデータだ。

「親族の家」「その他」に大きな変化はない。「借家」が大きく増え、「給与住宅」(社宅)が減っている。これは、大企業などが社宅を手放したことが大きな原因だろう。気になるのは、「持ち家」の割合が減っていることだ。平成15年は約20%だったのが、平成25年では約14%だった。

 これはつまり、40歳代で住宅を購入した人のうち、2次取得者が減っていることを示す。