クラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げた3つの理由

 そこで、古民家一棟改修にかかる一部の費用をクラウドファンディングで集めることにしました。

保要さんは、今回3つの理由でクラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げました。

(1) 助成金をいきなり使うのではなく、自力で資金調達をして挑戦したかった
(2)ウエブを通じて、事前により多くの人にプロジェクトを認知してもらいたかった
(3)ワクワクを感じてもらう事で、宿づくりに参加してもらう人を増やしたかったからだそうです。

結果、100人の支援者から、892,360円を集めることに成功し、夢の古民家宿を2014年10月にオープンすることができました。
*古民家宿LOOF
http://loof-ashigawa.com

 このプロジェクトでは、資金調達においても目標額の80万円を達成すること以外にもプロモーションの効果が大きかったようです。山梨のニュース番組や雑誌などで取り上げられました。
保要さんは「CFサイトの手数料がプロモーション費用代と考えると非常に割は良いように思えます」と言っていました。

 このように、単に資金調達をするということ以外にも大きなメリットが得られるというのもクラウドファンディングの魅力のひとつでもあります。