そして、最近では安倍首相をはじめ岸信介元首相、福田赳夫元首相の系譜に属する政治家が数多く首相の任を務め、今や第二段階の本流と化している感がある。

 冷戦の終結以来、社民党(旧社会党)の没落が象徴的に示すように、保守革新の対立時代は名実ともに終わりを告げたと言うべきだろう。

 そう考えると、巨大政党と化した自民党が、もう一度昭和30年当時の二つの保守党に分離することに国民的期待が集まるのも自然のなりゆきである。

 今回の総選挙で棄権した約半数の有権者の多くがそれを切望しているとみても間違いとは言えないだろう。

 来年の政治がその方向に大きく進むことを願って新しい年を迎えたいものだ。