女性にとって鉄板の武器は、髪の香り。こんなに活用できる飛び道具はありません。好きな人と一緒にいるときは、必要がなくても髪の毛をラフに結んだりバサバサほどいたりして、髪の香りをまき散らしましょう。これだけで、あなたのことを大体の男は好きになります。

髪の香りは飛び道具

 髪についているいい香りがふわふわーっと飛んでいくのは、女性の特権。「なんでそんなに髪の毛いじってるの?」と男性は思っていますが、香りにつられてあまり考えないようになっているようです。

 あらかじめコンディショナーやオイルなどで、髪の毛にいい香りを軽くつけておいて、シュシュは常に持ち歩く。そして、髪を上げ下げします。ただし、食事デートで香りをつけすぎるのは髪が落ちてしまうし、強すぎると気持ち悪くなってしまうので、場所はわきまえましょう。遠くにいるとわからないけれど、近づいたときにふといい香りがする、というのが最強。男性は、女性のいい香りには頭がくらくらしてしまうものです。

髪が完成した後にメイクをすると美人度がアップする

 メイクをする前に、髪の毛は先に仕上げましょう。髪の毛は、顔の額縁です。主役はあくまでも顔。
ですので、額縁を先に用意して、それを活かしながらメイクするとうまくいきます。

 たとえば、顔周りのサイドの髪をひとすじ残すと、それだけで影ができて顔周りが細く見えます。そこでさらにチークを濃く入れてしまい、顔をほっそり見せると、こけて見えすぎてしまいます。ヘアスタイルを先に決めると、自然とメイクもそれに合わせるので、自然に調和ができて、より美人度がアップするのです。

 よく髪型をロングヘアーやショートヘアーにするかで悩んでいる人がいますが、髪の長さは顔に似合うかは関係ないので、好みで決めて大丈夫。
 ストレートかパーマかというのも特に問題ではありません。研究すべきは顔周りのみです。そこが顔に似合っているかどうかがいちばん重要です。世界的に、顔周りもラフにするのが流行りですが、それぞれ、美容師さんと相談しながらいろいろ試してみましょう。

 髪の毛も服もメイクも、顔以外はすべて雰囲気づくりの道具です。間違っても、顔以上に目立ってはいけません。そうなったら最後、「おしゃれ」と思われることはあっても、「美人」とは思われません。