なぜ、有吉弘行は、毒舌なのに大人気で、テレビに出続けているのか。著書『アクティブ・リスニングなぜかうまくいくひとの聞く技術』が好評の谷本有香が徹底解剖!有吉弘行はたぐいまれな「アクティブリスナー」であった。なぜ、有吉弘行は、毒舌なのに大人気で、テレビに出続けているのか。著書『アクティブ・リスニングなぜかうまくいくひとの聞く技術』が好評の谷本有香が徹底解剖!有吉弘行はたぐいまれな「アクティブリスナー」であった。

テレビに出続けるということ

なぜ、有吉弘行は、毒舌なのに大人気で、テレビに出続けているのか Photo:JIJI

 いわずもがなですが、テレビはじめメディアに取り上げてもらうのは簡単ではありません。なおのこと、出続けるということは、相応の実力の上に、耐えまぬ努力、多くの人たちを飽きさせない魅力、そして、サポートしてくれる人たちを裏切らない人柄や、結果を出し続けることが求められます。つまり、メディアの最前線に立ち続けるには、多種のプレッシャーを乗り越え続けなければならないのです。

万人受けする毒舌キャラ?

 特に移ろいやすいテレビの世界で使い続けられる人たちには、使い続けられるだけの理由があるはずです。
 例えば、毒舌や辛辣なことを平気で言えるキャラクターというのは、視聴者の不平不満や、思っていてもなかなか口に出せないことを代弁してくれるという意味において、必要な役割、求められる役割の一つです。その一方で、一部の人からは嫌悪感を抱かれたり、悪役のイメージをもたれやすかったりと、リスクを背負って仕事をされているのも確かです。実際に、毒舌キャラの人はスポンサーが倦厭してつきにくかったり、大衆受けが必要なメイン司会に抜擢されることも、通常多くはありませんでした。

 そんな中、その通説をくつがえし、毒舌キャラで見事多くのCMで活用され、メインMCとして数々の番組で活躍している人がいます。
 それが、お笑いタレントの有吉弘行さんです。

 何故、彼がここまで視聴者から求められ、好感度が必要なCMキャラクターや番組MCに多数採用され続けるのでしょうか。

 そこには、有吉さんの「アクティブ リスナー」としての技術がふんだんに使われていたのです。