「頭がいい子」とはどんな子?
頭がよいということは、次のことができることです。
私たちは毎日の生活でいろんな問題に直面しますが、その問題がなんであるかをあれこれ考えて、その本質を見ぬき、その問題の解決法をいろいろ考えて、そのうちの1つを選んで、問題を正しく解決できることです。
問題解決が正しく有効にできる人が「頭のよい人」で、できない人が「頭の悪い人」です。
問題解決の能力が知的能力そのもので、この能力は、おもに大脳皮質の前頭葉の前頭前野の働きです。前頭前野は、額のすぐ後ろにあります。
2本足で走れるようになった赤ちゃんは、やっと前頭前野が働くようになり、かんたんな問題解決をやり、新しい解決方法を体得していきます。
この本で具体的に説明する習慣を身につけた赤ちゃんは、学校での勉強も上手にこなせる子どもに育つことを確信しています。
この本を実際に応用されたら、その赤ちゃんは、「たよりない存在」から「自立できる存在」に早くなります。知・情・意のすべての面で「強い」人間に育っていくのです。
0歳児の脳の発達は、ほかのどんな時期の身体の成長より、もっとも急速です。
生後1年以内に刺激を与え、反応させることで、神経回路をつくらなければ、それ以後の脳の発達に影響します。
脳科学的データに裏づけられた、「クボタメソッド」での育脳を最低限1年間受け、その後、前頭前野の発達をうながす教育をつづけると、小学校での学業成績(算数・国語など)がよくなり、よい大学へ入学できる可能性が高まります。
社会生活をするようになると、収入の高い職業を選ぶ傾向があり、また、結婚生活がうまくいく傾向があります。
他人のマネでなく、新しいことをする人や真実を愛し、いわれたことをそのまま受け入れない「心」をつくってください。
どうか、これからの乱世をたくましく生きぬける赤ちゃんの「教育」をしてください。