仕事終わりのビールが一層おいしく感じる季節がやってきました。ビアガーデンでよく見かけるメニューといえば、から揚げ、ポテトフライ、ピザ、オニオンフライ、枝豆…など、いかにもビールが進みそうなものばかり。決して栄養バランスが良いとはいえませんが、こうした夏ならではのイベントも良いものですよね。食は生活の一部ですから、いつも食に対して神経質になるのは、かえって体によくありません。
たまのイベントで弾けるよりも問題なのは、すでに習慣になってしまっている夏の食事のルールがあること。今回のトピックスでいえば、以下のようなことが日常的になってしまっているケースです。
「夏バテで、いつもよりも食事量が少ない。のど越しの良い麺類が多くなる」
「暑い日にはアイスを食べることが多い」
「夏場は清涼飲料水を飲むことが多い」
「お酒を飲む機会も多いし、ほどほどに、ができない」
「汁物はほとんど摂っていない」
「忙しくなると食事はすぐに後回し。時間が不規則になりがち」
これらがなぜ問題なのかというと、“匂い”改め、“臭い”を生み出す原因となりえるものだからです。
飲み過ぎた翌日に自分の酒臭さが鼻についた経験は、ビジネスマンならば一度や二度は誰にもあるかもしれません。それは、肝臓の許容量を超えてしまって臭いのもとを分解しきれなかったから。おまけに、ビールに合いそうな脂っこいおつまみも、その脂が酸化されることで臭いを強めるもととなります。もう、こうなったら、飲み過ぎ、食べ過ぎには注意しましょう、という話なのですが、お酒を飲み過ぎた翌日に限らず、日常的に感じる嫌な臭いになっていたら、それは問題ですよね。しかも、加齢臭と言われるにはまだ早い年齢だったら?
そして乳酸もまた、臭いのもととなりえることを知っておきましょう。乳酸が増えるとアンモニアも多く分泌されるようになり、気になる臭いを引き起こしてしまうのです。夏に汗をかくのは仕方のないこと。乳酸を過剰分泌させない食生活で臭いのもとを撃退しましょう。