2015年9月6日~12日、イスラエルのテルアビブでイノベーションの祭典DLDが開催された。この期間は世界からハイテク企業関係者が約2万人集まり、様々なテーマでイベントやパネルセッションが開かれる。日本から初のツアーが組まれたことなど、今年の動向をレポートする。

イスラエルイノベーションの祭典DLDへ
日本から「初」となる使節団

 イスラテックとサムライインキュベートが共同で、イスラエルへのビジネスツアーを企画。「DLD」と言われるイスラエルのテルアビブ市の街全体がイノベーション一色となるイベントへ、日本から20社ほどが参加した。ほとんどの参加者が初めてのイスラエル訪問であった。

DLD会場に掲げられたスポンサー企業

 DLDは、デジタルライフデザイン(Digital Life Design) の略で、2005 年にヨーロッパで始まったスタートアップの祭典。現在では、世界各地で行われており、イスラエルでは 2011 年から著名起業家ヨッシ・バルディ氏(アイシーキュー( ICQ )創業者)が旗を振り、始まった。

イスラエルの伝説的起業家、DLDチェアマンのヨッシ・バルディ氏。会場で気さくに撮影に応じてくれた。

 今年の開催は、9月6日~12日。この期間中、中東のシリコンバレーイスラエルに、マイクロソフト、グーグル、アマゾン、GM、Facebookなど多国籍テクノロジー企業のライトパーソン、現地のスタートアップ、VC、エンジェル、ハイテク企業の関係者が2万人ほど一堂に会し、テルアビブ市全体がハイテクハブとなり、世界中からイスラエルに注目が集まった。

 イスラエルを知るには、最高の一週間となる。ただ今年は、70年に一度の灼熱の暑さという大変な天気の中での開催となった。イスラテックとサムライインキュベートはこのDLD開催期間中に、日本企業がイスラエルでのプレゼンスを高めるイベントを共同企画、9月6日に開催した。その翌日には、日本企業の多くから要望されていたイスラエル企業とのマッチングを目指し、イスラエル企業から日本企業へのピッチ(プレゼンする)イベントも開催し、総じて好評を得た。