本を開く前には「目的」が必要です。僕たちは、調べたい言葉が決まっているから辞書を開くし、知りたい情報が明確だからグーグルを開く。
これと同じように、本を読むときにも、「漠然とした期待」のまま放置せず、「なにを得ようとしているのか」をはっきりさせるべきです。
得たい情報だけが流れ込む!「キーワード・サーチ読書法」
そんなときにおすすめしたい、いちばん合理的な方法が「キーワード検索法」です。つまり、見逃したくない「キーワード」を決め、それを検索しながら流し読みするという方法。
キーワードを決めた瞬間、本文の中には「重要なところ」と「重要でないところ」の「差」が生まれます。キーワードと関連性の薄い部分は、どんどん流し読みするようにし、キーワードが含まれているところを中心に「1ライン・サンプリング」をしていくようにします。