「日本人は合理性を憎んでいる。だからこそ、合理的に生きることが成功法則になる!」 前著『幸福の「資本」論』で幸福を3つの資本で定義づけた橘玲氏が、「人生の成功法則」について「合理性」を軸に3つの資本を再検証。最新の学術的知見を織り交ぜなら、現代人が「自由に生きる」ための理論、手段、実践を突き詰める。
シンプルで合理的な人生設計
お腹が空くと「このままでは死んでしまう!」という警報が鳴り響くのと同様に、「お金」や「時間」が欠乏するとほかのことが手につかなくなる
わたしたちがいつも時間に追われているように感じるのは、脳が全力で「このままでは死んでしまう!」という警報を鳴らすから
選択が少ないほど人生はゆたかになる。選択を避けるもっともシンプルな戦略はお金持ちになること
解決できない問題を解決しようとして悩むのは、人生の無駄だ
わたしたちの人生は、ありとあらゆるトレードオフから構成されている
「終わりよければ、すべてよし」。最後にハッピーエンドであることが幸福感には重要
幸福とは、自分の人生を「よい物語」として(自分や他人に)語れること。不幸とは、人生という「物語」が破綻してしまったこと。
人生の資源(リソース)は有限だ。「幸福の『資本』」のすべてを手に入れることはきわめて難しい
幸福とはなにか? 幸福度は「親ガチャ」で決まる
成功するためには、人生の土台を合理的に設計せよ