第26回
じつは、物価と金利と通貨はおんなじ!?――物価、金利および通貨の一般理論
佐々木一寿
QE(量的緩和)は不況に対して効果があるとして、その副作用も存在する。大きいところでいえば、物価上昇と通貨安(日本であれば円安)だ。それを…
2014.12.18
麹町経済研究所のちょっと気の弱いヒラ研究員「末席(ませき)」が、上司や所長に叱咤激励されながらも、経済の現状や経済学について解き明かしていく。
第26回
佐々木一寿
QE(量的緩和)は不況に対して効果があるとして、その副作用も存在する。大きいところでいえば、物価上昇と通貨安(日本であれば円安)だ。それを…
2014.12.18
第25回
佐々木一寿
QE(量的緩和)が経済を立て直せるかどうか、QE肯定派と否定派の意見の決着がついていない現状がある。しかし、今現在は世界的にQEを実施して…
2014.12.11
第24回
佐々木一寿
金利が下がれば下がるほど、金融政策は効きにくくなるが、それは積極的な金融政策によってもたらされている。では、積極的な金融政策を止めるのか、…
2014.8.27
第23回
佐々木一寿
「政策金利を下げられるだけ下げたら、金融政策の出番はないんでしょうか?」という的を射た質問の答えは「ないといえばないかもしれないし、あると…
2014.8.20
第22回
佐々木一寿
「金融政策」は、みんなに平等におカネを借りやすくする環境を作り、可能性がありそうなチャレンジャーにおカネを借りて使ってもらい、経済を活性化…
2014.8.6
第21回
佐々木一寿
政策金利という、すべての大もとになる金利を低くすると、おカネを借りやすい状況になる。すると『おカネを借りて大儲けして返してやるぜ』という自…
2014.7.30
第20回
佐々木一寿
不景気になったらケインズ政策(財政政策)で急場をしのげるなら、世界経済は安泰なのではないか?という結論に達しそうになったものの、実際はそう…
2014.7.16
第19回
佐々木一寿
前回に引き続き、自由経済と計画経済の間をとって“いい感じで市場をサポートする”ケインズ派について解説。「じつは、ケインズ経済学では、おカネ…
2014.7.2
第18回
佐々木一寿
自由な取引はみんなを幸せにするとして生まれた自由主義経済。しかし、これは恐慌を引き起こす危険性も同時に抱えている。そんな悩ましい状況をどう…
2014.5.9
第17回
佐々木一寿
自由な取引はみんなを幸せにするとして生まれた自由主義経済。しかし、これは恐慌を引き起こす危険性も同時に抱えている。そうした自由主義の限界に…
2014.2.7
第16回
佐々木一寿
自由な取引によってみんなが幸せになるという自由主義経済が確立されたが、だからといって本当に人々が幸せになっているわけではない。なぜなら、取…
2013.10.18
第15回
佐々木一寿
市場において、自由な経済取引が前提にあれば、自分が得意なものだけやっていてもいい。むしろそのほうがパフォーマンスが高くなるとも言える。それ…
2013.6.14
第14回
佐々木一寿
市場でモノを買わないで、自給自足で暮らすとしたらどうなるか。鉛筆1本を作るだけでも途方もない労力が必要になるだろう。そこで今回は、自由市場…
2013.5.31
第13回
佐々木一寿
「デフレ不況」退治のために安倍首相が掲げたアベノミクス。前回、前々回はその3本の矢のうち、1本目と2本目の金融政策、財政政策について解説し…
2013.4.26
第12回
佐々木一寿
「デフレ不況」退治のために安倍首相が掲げたアベノミクス。前回はその3本の矢のうち、1本目の金融政策の重要性について解説した。今回は、2本目…
2013.4.12
第11回
佐々木一寿
「デフレ不況」を退治しようと安倍首相が掲げたアベノミクスの『3本の矢』。この金融政策と財政政策と成長戦略といった3つの政策は、その順番通り…
2013.3.29
第10回
佐々木一寿
「自由」と「平等」は、現代社会においてどちらも大事な概念だ。しかし、経済学ではそれを論じる際には、それぞれを極端にした意見を2つ作って、対…
2013.3.1
第9回
佐々木一寿
経済学は、貧困を解決することを目標に今日まで発展してきた。貧困問題でしばしば論点になるのは、自己責任によるべきなのか、不平等を是正するべき…
2013.2.1
第8回
佐々木一寿
経済学は、『経済の仕組み』を知るために始まった。では、経済学者の目標は何か。それは決して儲けの方法を知ることではない。じつは貧困にあえぐ人…
2012.12.21
第7回
佐々木一寿
経済学は一体、何がきっかけで始まったのだろうか。その背景を探るには、およそ300年前の“富は領主様のもの”が常識だった封建主義の時代にまで…
2012.10.19