
第9回
奉行所の役人はわずか166名 超先進的だった江戸の自治事情(下)
松元 崇
江戸時代の行政の仕組みは、近代日本の自治制度の礎になった。それは、驚くほど先進的で効率的なものだった。現在、日本の地方自治の在り方について…
2016.1.11
日本はのるかそるか――。アベノミクスの信が問われるこの国は、まさに時代の岐路に立たされている。我々日本人は、政治、経済、社会の改革をどう見据え、新しい国づくりを考えて行けばいいのか。そのヒントは、近代日本を築き上げてきた先人たちの取り組みからも学び取ることができる。内閣府時代に新しい経済・社会システムづくりの知見を深め、歴史上のキーマンたちの姿を描いた著書を通じてわが国の課題を問い続ける著者が、「日本リバイバル」への提言を行う。
第9回
松元 崇
江戸時代の行政の仕組みは、近代日本の自治制度の礎になった。それは、驚くほど先進的で効率的なものだった。現在、日本の地方自治の在り方について…
2016.1.11
第9回
松元 崇
江戸時代の行政の仕組みは、近代日本の自治制度の礎になった。それは、驚くほど先進的で効率的なものだった。現在、日本の地方自治の在り方について…
2016.1.11
第8回
松元 崇
日本で最初に開港したのは横浜港であり、現在も日本随一の港として知られている。しかし、明治期の日本で横浜港を破って日本一の座にあったのは神戸…
2015.12.22
第7回
松元 崇
今や地方は、国頼みではなく自らの創意工夫で、自らの地域の活性化を図らなければならなくなっている。そこで思い出されるのが、戦前には地方主導に…
2015.8.7
第6回
松元 崇
わが国の地方選挙の投票率が低いことは問題だが、欧州に目を転じると、英国は同じく低得票率に悩んでいる一方、フランスでは得票率が高くなっている…
2015.6.10
第6回
松元 崇
わが国の地方選挙の投票率が低いことは問題だが、欧州に目を転じると、英国は同じく低得票率に悩んでいる一方、フランスでは得票率が高くなっている…
2015.6.10
第5回
松元 崇
統一地方選の投票率は、低下の一途を辿っている。今や地方選に出たい人さえ少なくなった。筆者はその1つの原因が、日本国憲法が定めた戦後の地方自…
2015.5.8
第4回
松元 崇
国民の能力の基本は、教育である。そこで今回は、わが国の明治以来の発展の背景にあった教育について取り上げることとしたい。実はかつての「寺子屋…
2015.3.26
第3回
松元 崇
トマ・ピケティは格差社会化への対応策として、グローバルな形での資産課税を提唱している。実は高橋是清も、戦前の日本における格差社会の出現に対…
2015.2.20
第2回
松元 崇
日本経済史上、「松方デフレ」は恐慌を招いた政策として語られることが多い。しかし、日本の近代的な経済成長は、松方デフレによって安定した金融制…
2015.1.9
第1回
松元 崇
安倍首相が目指す「デフレからの脱却」といえば、厳しいデフレから脱却して経済を活性化させた戦前の高橋是清が思い浮かぶ。しかし、高橋財政の本質…
2014.12.12