楽天 底なしの赤字

携帯電話事業が元凶となり巨額赤字にあえぐ楽天グループ。資本不足をカバーするために乗り出したのが、政府による救済色の強い日本郵政や、経済安全保障の懸念が渦巻く中国テンセントからの出資の受け入れだ。だが、常識はずれの料金値下げで携帯事業の収支が均衡する見通しは立たない。アマゾン対抗の物流投資も圧迫し、資金不足が再び顕在化するのは必至。携帯事業に傾注する三木谷浩史会長兼社長は、果たして窮地を切り抜けられるのか。

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