マーケット全般(30) サブカテゴリ
3月に行われた日本銀行による金融政策の「点検」において、上場投資信託(ETF)購入策について事実上の縮小が示された。そのことで、同政策の是非を巡って再び議論が活発化している。そこで、筆者が考える日銀のETF購入策の「四つの問題点」と、同政策の出口戦略を成功させた香港の事例に学ぶ、重要ポイントを解説する。

増配を開示した銘柄をまとめて公開![2021年3月版]"10期連続"の増配予想で利回り3.6%の積水ハウス、連続増配期間を17期に更新したニトリHDなどを紹介
「増配」を2021年3月に発表した銘柄をまとめて紹介!10期連続の増配予想で利回り3.6%の積水ハウス、連続増配期間を17期に更新したニトリHD、増配と記念配当を発表して利回り3%超のヤマシタヘルスケアHDなど、「増配」を発表した24銘柄の配当額や配当利回りなどを一挙公開!
![増配を開示した銘柄をまとめて公開![2021年3月版]"10期連続"の増配予想で利回り3.6%の積水ハウス、連続増配期間を17期に更新したニトリHDなどを紹介](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/1/8/240wm/img_18886632a1d724ec57171eb71b3c97d1134343.jpg)
バイオマスプラスチック関連銘柄は、CO2排出量削減に絡む“国策テーマ株”! レジ袋に続いてプラスチック製のスプーンの有料化も進むことで注目度がアップ!
「バイオマスプラスチック」関連銘柄について、アナリストの村瀬智一さんが解説。政府は3月9日、プラスチックごみの削減やリサイクル促進を目指す「プラスチック資源循環促進法案」を閣議決定しました。小泉進次郎環境相が会見で、コンビニなどの使い捨てプラスチック製スプーンやフォークの有料化に触れ、良くも悪くも大きな話題となったことで覚えている方も多いかと思います。このようにプラスチックごみの環境負荷に対する意識が高まっている中、その解決策の1つとして期待されているのが「バイオマスプラスチック」です。今後、このままバイオマスプラスチックの実用化が進めば、従来の石油資源を原料としたプラスチック樹脂の代替品として普及が進み、二酸化炭素(CO2)排出量削減などにも寄与することは間違いないと思われます。

ESGの観点で、船舶航行時のCO2排出削減は急務。その解決を担う技術に、凧を用いた風力発電がある。モーター、IoT、AIなど実用化に必要な銘柄に注目だ
外資系投資顧問でファンドマネジャー歴20年の山本潤氏による、10年で10倍を目指す成長株探し。今回はESGのE(環境)について、船舶航行時におけるCO2排出削減技術を解説します。

ニトリHD、18期連続の「増配」を発表し、配当額は18年で45倍に増加! 2022年2月期は前期比17円増の「1株あたり140円」、配当利回りは0.6%にアップ!
ニトリホールディングス(9843)が18期連続の「増配」を発表し、配当利回りが0.65%に! ニトリホールディングスは2022年2月期の配当(予想)を「1株あたり140円」と発表し、前期比「17円」の増配で「18期連続増配」の見通しとなった。配当利回り(予想)は0.53%⇒0.65%にアップし、年間配当額は18年で45倍に増加する見通し。ニトリホールディングスの2022年2月期の業績予想は、前期比で「増収・増益」となっており、今回の「増配」は、堅調な業績を背景としたものであるといえるだろう。ちなみに、2022年2月期に予想通りの業績で着地できれば、35期連続の「増収・増益」を達成する見通しとなっている。(ニトリホールディングス、コード:9843、市場:東証1部、札証)

マルマエ(6264)、2期連続の「増配」を発表して、配当利回り1.59%に! 年間配当額は2年で46%増加、2021年8月期は前期比5円増の「1株あたり22円」に!
マルマエ(6264)が、2021年8月期の配当予想の修正(増配)を発表し、配当利回りが1.59%に! マルマエは、2021年8月期の年間配当を前回予想比で「2円」、前期比で「5円」の増配となる「1株あたり22円」に修正すると発表した。これにより、配当利回り(予想)は1.45%⇒1.59%にアップし、2期連続増配の見通しとなった。年間配当額は2年前から46%増加する見込み。マルマエは今回、増配とともに業績予想の修正も発表しており、2021年8月期は前回予想比で「増収・増益」の業績予想となっている。マルマエは「配当性向の目標を30%以上」を方針として掲げていることから、業績予想の上方修正にともない、今回の「増配」を決定したとのこと。(マルマエ、コード:6264、市場:東証1部)

ヤマシタヘルスケアHD(9265)、「増配」と「記念配当」を発表し、配当利回り3.7%に! 3期連続の増配となる2021年5月期は前期比14円増の「1株あたり68円」に!
ヤマシタヘルスケアホールディングス(9265)が、「普通配当の増配」と「記念配当の実施」を発表し、配当利回りが3.78%に! ヤマシタヘルスケアホールディングスは、2021年5月期の年間配当を修正し、前回予想比で「27円」、前期比で「14円」の増配となる「1株あたり68円」とすると発表した。これにより、配当利回り(予想)は2.28%⇒3.78%にアップし、3期連続増配の見通しとなった。年間配当額は3年前の2.6倍に増加する見込み。ヤマシタヘルスケアホールディングスは今回、業績予想の修正(前期比で「増収・増益)も発表しており、「連結配当性向30%を基準」としていることから、今回の普通配当の「増配」が決まった形だ。記念配当は「グループ創業95周年」を記念したもの。(ヤマシタヘルスケアホールディングス:9265、市場:東証1部)

野村HDの株価を急落させた“ヘッジファンドの破綻”は「世界同時株安の序章」となるか? コロナ禍の影響で起きた「過剰流動性相場」の崩壊のサインを見逃すな!
現在の日経平均株価や株式市場の状況と今後の見通しについて、アナリストの藤井英敏さんが鋭く分析! 3月29日、野村ホールディングス(8604)が、終値で前週末比117.7円(16.33%)安の603.0円と3日ぶりに大幅反落しました。急落の理由は、3月29日の取引開始前の8時45分に、野村ホールディングスが「業務遂行の過程で生じる可能性がある損害に関するお知らせ」と題した適時開示情報を公開したからです。ただ、3月29日の野村ホールディングスの適時開示(正式発表)が行われるよりももっと前から、多くの投資家は、3月26日の米国株式市場で、アルケゴス・キャピタル・マネジメントのマージンコールがデフォルトになった可能性が高いことを、ある程度予想していました。現時点での市場の最大の関心事は、「アルケゴス・キャピタル・マネジメントのようなファンドがまだまだ出てくるか否か!?」です。とりあえず、「これで打ち止め」という認識が広がれば、市場は落ち着きを取り戻すでしょう。

米国株の代表的な「製薬会社」7社を解説!“ディフェンシブ銘柄”として景気減速期に注目される「ファイザー」「アムジェン」などの売上高や主力商品、PERを分析!
米国在住のアナリスト広瀬隆雄さんが解説! 今、米国では新型コロナワクチンの接種が佳境を迎えており、足下の景況感は極めて強くなっています。しかし、3月17日に閉会した連邦公開市場委員会(FOMC)で示された経済予想サマリー(SEP)によると、来年以降のGDP成長率は、また昔のように年率2〜3%に戻ってゆく見通しです。もし今が景気拡大のピークなら、そろそろ次のことを考えなければいけません。例えば、景気が減速し、金利上昇が落ち着きはじめると、製薬会社のようなディフェンシブ株が見直されます。そこで今日は、代表的なアッヴィ、アムジェン、ブリストルマイヤーズスクイブ、イーライ・リリー、ジョンソン&ジョンソン、メルク、ファイザーの7社を紹介します

「4月に権利が確定する株」の配当利回りランキング!利回り4.1%のアールエイジ、増配予想で利回り3%超のヤガミやアゼアスなど、おすすめの高配当株を紹介
2021年4月の「配当利回りランキング」を作成して、おすすめの高配当株を紹介! 2021年4月に「配当」の権利が確定する全銘柄の配当額、配当利回り、株価などを調査・比較して、4月に権利確定する株の中から、配当利回りが高い「高配当株ランキング」を発表!

キムラユニティー(9368)、「創業140周年記念配当」を発表し、配当利回り3.1%に! 3期連続の「増配」となる2021年3月期は前期比2円増の「1株あたり40円」に!
キムラユニティー(9368)が、期末配当での”創業140周年記念配当”の実施を発表し、配当利回りが3.17%に! キムラユニティーは2021年3月期の配当予想を、普通配当「38円」、記念配当「2円」の合計「1株あたり40円」に修正すると発表した。これにより、前回予想比および前期比で「2円」の増配となり、”3期連続増配”を達成する見通し。年間配当額は3年前の1.4倍に増加する見通し。キムラユニティーは利益配分について、「業績および配当性向等を総合的に勘案して、配当政策を決定する」としており、これに基づいた普通配当に加えて、創業140周年を迎えられたことを記念し、「1株あたり2円」の記念配当の実施を決めたとのこと。(キムラユニティー、コード:9368、市場:東証1部、名証1部)

明和地所(8869)、記念配当による「増配」を発表し、配当利回り4.70%に! 2021年3月期は”設立35周年記念配当”で前期比20円増の「1株あたり35円」に!
明和地所(8869)が、期末配当での”設立35周年記念配当”の実施を発表し、配当利回りが4.70%に! 明和地所は2021年3月期の配当予想を、普通配当「30円」、記念配当「5円」の合計「1株あたり35円」に修正すると発表した。これにより、前回予想比で「5円」の増配、前期比で「20円」の増配となり、配当利回り(予想)は4.70%にアップすることとなる。年間配当額は前期にあたる2020年3月期から2021年3月期までの1年間で2.3倍に増加する見通し。明和地所は2021年4月24日をもって設立35周年を迎えることを記念し、「1株あたり5円」の記念配当の実施を決めたとのこと。(明和地所、コード:8869、市場:東証1部)

「メタンハイドレート」関連銘柄は「カーボンニュートラル」の実現に欠かせない“国策テーマ株”! 脱炭素社会に必要な“メタンガス”や“水素”の原料として要注目!
「メタンハイドレート」関連銘柄について、アナリストの村瀬智一さんが解説。日本政府は、2050年までに「カーボンニュートラル」、つまり温室効果ガスの排出量を全体としてゼロにすることを目標に掲げており、最近、EVや燃料電池などが何かと話題になっているのも、こうした流れの一環です。この「2050年カーボンニュートラル」の達成に向けて、切り札になる可能性を秘めた資源が「メタンハイドレート」です。今回は、そんな「メタンハイドレート」関連銘柄に注目したいと思います。「メタンハイドレート」1立方メートルから160立方メートル以上ものメタンガスを取り出すことができますが、このメタンガスは、燃やしたときのCO2排出量が少ないのがメリットで、燃焼により同じ熱量を得るために排出されるCO2は、石炭や石油に比べて20〜30%も少なくて済みます。

日本アンテナ(6930)、記念配当での「増配」を発表し、配当利回り2.67%に! 2021年3月期は”株式店頭公開30周年記念配当”で前期比5円増の「1株あたり26円」に
日本アンテナ(6930)が、期末配当での”株式店頭公開30周年記念配当”の実施を発表し、配当利回りが2.67%に! 日本アンテナは2021年3月期の配当予想を、普通配当「21円」、記念配当「5円」の合計「1株あたり26円」に修正すると発表した。これにより、前回予想比および前期比で「5円」の増配となり、配当利回り(予想)は2.16%⇒2.67%にアップすることとなる。年間配当額は前期にあたる2020年3月期から2021年3月期までの1年間で1.2倍に増加する見通し。日本アンテナは1990年9月に日本証券業協会に株式を店頭公開しており、2021年3月期で30周年を迎えることを記念して、「1株あたり5円」の記念配当の実施を決めたとのこと。(日本アンテナ、コード:6930、市場:東証JASDAQ)

アクセル(6730)、2期連続の「増配」を発表して、配当利回り3.1%に! 年間配当は1年で1.2倍に増加、2021年3月期は前期比6円増の「1株あたり27円」に!
アクセル(6730)が、2021年3月期の配当予想の修正(増配)を発表し、配当利回りが3.11%に! アクセルは、2021年3月期の年間配当を前回予想比で「16円」、前期比で「6円」の増配となる「1株あたり27円」に修正すると発表した。これにより、配当利回り(予想)は1.26%⇒3.11%にアップし、2期連続増配の見通しとなった。年間配当額は1年前の1.28倍に増加する見込み。アクセルは今回、増配とともに業績予想の修正も発表しており、2021年3月期は前回予想比で「増収・増益」の業績予想となっている。アクセルは株主還元方針において「連結配当性向50%」を原則としていることから、業績予想の修正にともない、今回の「増配」を決定したとのこと。(アクセル、コード:6730、市場:東証1部)

東海東京フィナンシャルHD、「増配」および記念配当で配当利回り5.4%に! 年間配当は1年で2.7倍に急増、2021年3月期は前期比14円増の「1株あたり22円」に!
東海東京フィナンシャル・ホールディングス(8616)が、「2021年3月期の配当予想」と「記念配当の実施」を発表し、配当利回りが5.41%に! 東海東京フィナンシャル・ホールディングスは、2021年3月期の年間配当を前期比で「14円」の増配となる「1株あたり22円」とすると発表した。これには、中間と期末あわせて「1株あたり4円」の”グループ誕生20周年記念配当”も含まれている。年間配当額は1年前の2.7倍に急増する見通し。東海東京フィナンシャル・ホールディングスは2020年9月に、中間配当において「1株あたり2円」の”グループ誕生20周年記念配当”の実施を発表していたが、期末配当においても同額の記念配当を実施するとのこと。(東海東京フィナンシャル・ホールディングス:8616、市場:東証1部、名証1部)

エディオン(2730)、6期連続の「増配」と記念配当で配当利回り3.7%に! 年間配当は6年で2.3倍に増加、2021年3月期は前期比12円増の「1株あたり46円」に!
エディオン(2730)が、2021年3月期の配当予想の修正(増配+記念配当)を発表し、配当利回りが3.70%に! エディオンは、2021年3月期の年間配当を前回予想比および前期比で「12円」の増配となる「1株あたり46円」に修正すると発表した。これには、「1株あたり5円」の”第20期記念配当”も含まれている。配当利回り(予想)は2.73%⇒3.70%にアップし、6期連続増配の見通しとなった。エディオンは、「2021年3月期の業績、財政状況、今後の経営環境等を総合的に勘案」した結果、普通配当の増配を決定したとのこと。また、「1株あたり5円」の記念配当は、エディオンが2021年3月期で第20期となることを記念したもの。(エディオン:2730、市場:東証1部、名証1部)

コロナ禍で業績絶好調のトヨタ自動車(7203)。しかし、EV戦略やMaaSへの転換で「視界不良」。米テスラや中国「NIO」に学び、未来に投資せよ
外資系投資顧問でファンドマネジャー歴20年の山本潤氏による、10年で10倍を目指す成長株探し。今回はトヨタ自動車(7203)を紹介します。

ジャックス(8584)、2期連続の「増配」を発表して、配当利回り4.5%に! 年間配当は2年で1.3倍に増加、2021年3月期は前期比10円増の「1株あたり105円」に
ジャックス(8584)が、2021年3月期の配当予想の修正(増配)を発表し、配当利回りが4.56%に! ジャックスは、2021年3月期の年間配当を前回予想比で「15円」の増配、前期比では「10円」の増配となる「1株あたり105円」に修正すると発表した。これにより、配当利回り(予想)は4.56%にアップし、2期連続増配の見通しとなった。年間配当額は2年前の1.3倍に増加する見込み。ジャックスは今回、増配とともに業績予想の修正(前回予想比で「増益」)も発表しており、中期3カ年経営計画「RAISE 2020」において「連結配当性向30%を目安」としていることから、業績予想の修正も踏まえて、今回の増配を決定した形だ。(ジャックス、コード:8584、市場:東証1部)

ファルコHD(4671)、9期連続の「増配」を発表し、配当利回り3.2%に! 年間配当は9年で2.4倍に増加、2021年3月期は前期比6円増の「1株あたり54円」に!
ファルコホールディングス(4671)が、2021年3月期の配当予想の修正(特別配当による増配)を発表し、配当利回りが3.24%に! ファルコホールディングスは、2021年3月期の年間配当を前回予想比で「4円」、前期比で「6円」の増配となる「1株あたり54円」に修正すると発表した。これにより、配当利回り(予想)は3.00%⇒3.24%にアップし、9期連続増配の見通しとなった。年間配当額は9年前の2.4倍に増加する見込み。ファルコホールディングスは今回、増配とともに業績予想の修正(前回予想比で「増収・増益」)も発表しており、「連結純資産総還元率3%程度」を目標としていることから、今回の「増配」が決まった形だ。(ファルコホールディングス、コード:4671、市場:東証1部)
