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日経平均株価は日銀の“ETF購入方針の変更”で下落!「TOPIX買い+日経平均売り」の相場では、内需中心の景気敏感株の中で“好業績+割安+有配”な銘柄を狙え
現在の日経平均株価や株式市場の状況と今後の見通しについて、アナリストの藤井英敏さんが鋭く分析! 今週のFOMCの結果とSLRの特例装置の打ち切りを受け、米国では長期金利の上昇が加速。また日本では、日銀の金融政策決定会合直後から日経平均株価が急落しています。このように、日米金融市場が荒れ始めています。また、日銀は今回の会合で、ETFの購入方法の見直しを決めました。今後、日銀のETF購入のTOPIX型一本化を受け、指数系売買を行う多くの投資家は「TOPIX買い+日経平均株価売り」をベースにしたトレードを行うことでしょう。よって、高PERのグロース株(ハイテク株など)は売られやすく、景気敏感株(シクリカルバリュー株、金融株など)は買われやすい傾向が一段と強まることになると見ています。

コーア商事HD(9273)、3期連続の「増配」を発表し、年間配当額は3年間で1.5倍に増加! 2021年3月期は前期比1円増の「1株あたり18円」、配当利回り1.3%に
コーア商事ホールディングス(9273)が、2021年6月期の配当予想の修正(増配)を発表し、配当利回りが1.39%に! コーア商事ホールディングスは、2021年6月期の年間配当を前回予想比および前期比で「1円」の増配となる「1株あたり18円」に修正すると発表した。これにより、配当利回り(予想)は1.31%⇒1.39%にアップし、3期連続増配の見通しとなった。年間配当額は3年前の1.5倍に増加する見込み。コーア商事ホールディングスは今回、2021年5月1日を効力発生日とする株式分割も発表しており、これにともなって「増配」も決定したとのこと。ちなみに、子会社の創立30周年を記念した「記念株主優待」の実施についても、同日に発表している。(コーア商事ホールディングス、コード:9273、市場:東証1部)

東亜建設工業(1885)、4期連続の「増配」を発表し、配当利回り2.7%に! 年間配当は3年で3.5倍に増加、2021年3月期は前期比20円増の「1株あたり70円」に!
東亜建設工業(1885)が、2021年3月期の配当予想の修正(増配)を発表し、配当利回りが2.73%に! 東亜建設工業は、2021年3月期の年間配当を前回予想比および前期比で「20円」の増配となる「1株あたり70円」に修正すると発表した。これにより、配当利回り(予想)は1.95%⇒2.73%にアップし、4期連続増配の見通しとなった。年間配当額は3年前の3.5倍に増加する見込み。東亜建設工業は今回、増配とともに業績予想の修正(前回予想比で「増益」)も発表している。また、「2020年度から2022年度までの中期経営計画において、配当性向(単体)20%~30%を目標」としており、「業績見通しおよび財政状態等を総合的に勘案」した結果、今回の「増配」を決定したとのこと。(東亜建設工業:1885、市場:東証1部、札証)

米国株「ウエルズファーゴ」は、長期金利の上昇で最も恩恵を受ける銘柄の一つ! FRBのペナルティ(総量規制)が解除されれば、業績が再び急成長する可能性も!
米国在住のアナリスト広瀬隆雄さんが解説! 今週はウエルズファーゴに注目しました。通常、銀行は短期で資金調達し、それを長期で運用します。このため長期と短期の金利差が拡大すると、貸付金利から調達金利を引いた差である純金利マージンが拡大することが期待されます。米国のメガバンクの中で、この長短金利差の拡大により最も恩恵をこうむるのは、バンクオブアメリカとウエルズファーゴです。私はウエルズファーゴこそが、今、最も妙味のある投資対象だと考える理由は他にもあります。それは、ウエルズファーゴは架空口座開設スキャンダルの罰として、2018年以降、FRBから「総資産を伸ばしてはならぬ!」という総量規制の対象になっていますが、それが今年のある時点で解除される可能性が高いからです。

ノザワ(5237)、2期連続となる「増配」を発表し、配当利回り4.1%に! 年間配当額は2年で3倍に増加、2021年3月期は前期比5円増の「1株あたり30円」に!
ノザワ(5237)が、2021年3月期の配当予想の修正(増配)を発表し、配当利回りが4.16%に! ノザワは、2021年3月期の年間配当を前回予想比で「10円」の増配、前期比では「5円」の増配となる「1株あたり30円」に修正すると発表した。これにより、配当利回り(予想)は4.16%にアップし、2期連続増配の見通しとなった。年間配当額は2年前の3倍に増加する見込み。ノザワは配当について、「連結配当性向30%を目途」としており、2021年3月期の業績状況を勘案した結果、今回の「増配」を決定したとのこと。ちなみに、ノザワは期末配当による年1回の配当を基本としており、今回、増配が発表されたのは2021年3月に権利が確定する期末配当となっている。(ノザワ、コード:5237、市場:東証2部)

イー・ギャランティ、13期連続の「増配」を発表し、年間配当額は12年間で23倍に増加! 2021年3月期は前期比8円増の「1株あたり22円」、配当利回り1.0%に
イー・ギャランティ(8771)が、2021年3月期の配当予想の修正(増配)を発表し、配当利回りが1.02%に! イー・ギャランティは、2021年3月期の年間配当を前回予想比および前期比で「8円」の増配となる「1株あたり22円」に修正すると発表した。これにより、配当利回り(予想)は0.65%⇒1.02%にアップし、13期連続増配の見通しとなった。年間配当額は12年前の23倍に増加する見込み。イー・ギャランティは利益還元について、「企業業績に応じた配当政策を実施すること」を基本方針としている。この方針のもと、「直近の業績の動向を踏まえ、株主還元を従来以上に高めることが可能と判断」した結果、今回の「増配」が決まった形だ。(イー・ギャランティ、コード:8771、市場:東証1部)

岩井コスモHD(8707)、「増配」を発表して、配当利回り6.49%に! 年間配当額は1年で1.5倍に急増、2021年3月期は前期比42円増の「1株あたり117円」に
岩井コスモホールディングス(8707)が、前期比「増配」を発表し、配当利回りが6.49%に! 岩井コスモホールディングスは2021年3月期の配当予想を「1株あたり117円」とすると発表した。これにより、前期比で「42円」の増配となり、年間配当額は1年前の1.5倍に急増する見通しとなった。岩井コスモホールディングスの2021年3月期の業績は、業績予想こそ非開示となっているものの、第3四半期決算短信によると営業収益21.2%増、営業利益78.5%増(いずれも連結、累計)と好調だ。また、岩井コスモホールディングスは中期経営計画の期間中は「連結ベースの総還元性向を50%以上とする」としていることから、今回の「増配」が決まった形。(岩井コスモホールディングス、コード:8707、市場:東証1部)

「バイオジェット燃料」関連銘柄を紹介! 藻類などを原料とするバイオ燃料は、実質的にCO2を排出しない“カーボンニュートラル”な石油代替燃料として要注目
「バイオジェット燃料」関連銘柄について、アナリストの村瀬智一さんが解説。世界全体のCO2排出量に対して、国際線、国内線を合わせた航空業界全体からの占める割合は2%で、その大半は国際航空により排出されています。2016年のICAO第39回総会において、目標達成のための具体的な制度として、「国際民間航空のためのカーボン・オフセットおよび削減スキーム(CORSIA)」が採択されました。このCORSIAにより、制度参加各国の運航会社は、2021年から定められたルールに沿って必要量の「温室効果ガス排出枠」を購入する「カーボン・オフセット」の義務を負うことになります。つまり、航空業界にとってCO2などの温室効果ガス排出量の削減は喫緊の課題であり、その重要な対策のひとつが「バイオジェット燃料」の実用化なのです。

イノテック(9880)、「増配」を発表して、配当利回り3.74%に! 年間配当額は5年で3.5倍に増加、2021年2021年3月期は前期比10円増の「1株あたり50円」に!
イノテック(9880)が、2021年3月期の配当予想の修正(増配)を発表し、配当利回りが3.74%に! イノテックは、2021年3月期の年間配当を前回予想比で「10円」の増配、前期比でも「10円」の増配となる「1株あたり50円」に修正すると発表した。これにより、配当利回り(予想)は2.99%⇒3.74%にアップし、年間配当額は5年で3.5倍に増加する見通し。イノテックは今回、増配とともに業績予想の修正も発表しており、2021年3月期は前回予想比で「増収・増益」の業績予想となっている。修正後の業績予想を受けて、「業績予想および財政状態、目標とする配当性向(50%程度)などを総合的に勘案」した結果、今回の「増配」を決定したとのこと。(イノテック、コード:9880、市場:東証1部)

日本銀行は現行の超金融緩和策に対する「点検」の結果を、3月の金融政策決定会合後に発表する(雑誌発売時には発表済みの予定)。

昨年は4月以降、一度も1%を上回らなかった米国10年債利回りは年明け早々に1%を上回った。そこからの上昇ペースは相当に速いものとなり、ついに1.6%を上抜けてしまった。

神鋼環境ソリューション(6299)、「増配」を発表し、配当利回り2.4%に! 年間配当は1年で1.3倍に増加、2021年3月期は前期比15円増の「1株あたり60円」に!
神鋼環境ソリューション(6299)が、2021年3月期の配当予想の修正(増配)を発表し、配当利回りが2.47%に! 神鋼環境ソリューションは、2021年3月期の年間配当を前回予想比で「15円」の増配、前期比でも「15円」の増配となる「1株あたり60円」に修正すると発表した。これにより、配当利回り(予想)は1.86%⇒2.47%にアップし、年間配当額は1年で1.3倍に増加する見通し。神鋼環境ソリューションは今回、増配とともに業績予想の修正も発表しており、2021年3月期は前回予想比で「増益」の業績予想となっている。神鋼環境ソリューションによると、「通期業績予想および配当性向等を考慮」した結果、今回の「増配」を決定したとのこと。(神鋼環境ソリューション、コード:6299、市場:東証2部)

女性登用などガバナンス面で大きく遅れている日本企業。改善余地は伸びしろと言える。経営トップの改革意欲が旺盛な企業に投資せよ!
外資系投資顧問でファンドマネジャー歴20年の山本潤氏による、10年で10倍を目指す成長株探し。今回はESGのG(企業統治)について解説します。

ヤマックス(5285)、「増配」を発表して、配当利回り3.5%に! 年間配当は1年間で1.6倍に急増、2021年3月期は前期比で「8円」増の「1株あたり20円」に!
ヤマックス(5285)が、2021年3月期の配当予想の修正(増配)を発表し、配当利回りが3.59%に! ヤマックスは、2021年3月期の年間配当を前回予想比で「6円」の増配、前期比では「8円」の増配となる「1株あたり20円」に修正すると発表した。これにより、配当利回り(予想)は3.59%にアップし、年間配当額は1年で1.6倍に急増する見通し。ヤマックスは配当について、「業績の動向、財政状態並びに今後の事業展開等を総合的に勘案し決定する」としている。ヤマックスによると、この方針と現況の業績動向を踏まえた結果、今回の「増配」を決定したとのこと。なお、増配が発表されたのは2021年3月に権利が確定する期末配当。(ヤマックス、コード:5285、市場:東証JASDAQ)

ケーズホールディングス(8282)、「増配」を発表し、配当利回り2.5%に! 年間配当は1年で1.3倍に増加、2021年3月期は前期比10円増の「1株あたり40円」に!
ケーズホールディングス(8282)が、2021年3月期の配当予想の修正(増配)を発表し、配当利回りが2.58%に! ケーズホールディングスは、2021年3月期の年間配当を前回予想比で「10円」の増配、前期比でも「10円」の増配となる「1株あたり40円」に修正すると発表した。これにより、配当利回り(予想)は1.93%⇒2.58%にアップし、年間配当額は1年で1.3倍に増加する見通し。ケーズホールディングスは、「店舗の新設や経営革新のための設備投資を行い会社の成長に努め競争力を強化するとともに安定配当を基本とし、業績に裏付けられた成果配分を行う」という方針にもとづいて、今回の「増配」を決定したとのこと。(ケーズホールディングス、コード:8282、市場:東証1部)

日経平均株価は、急騰は期待できないものの、底堅い値動きを継続! 当面は外需のグロース株は見送って、「内需の景気敏感株」や「リベンジ消費関連株」を狙え!
現在の日経平均株価や株式市場の状況と今後の見通しについて、アナリストの藤井英敏さんが鋭く分析! 米国の長期金利の上昇を機に、日米株式市場では「景気敏感株買い+グロース株売り」の物色傾向が顕著になっています。株価指数で言えば「NYダウが強く、ナスダック総合株価指数が相対的に弱い」「TOPIXが強く、日経平均株価が相対的に弱い」という流れが続いています。グロース系や外需系のハイテク株は総じて軟調で、「収益セグメントの中でも国内の比率が高い」内需系の景気敏感株が非常に強い動きになっているのです。内需株の代表的なセクターとしては、銀行、保険、証券、保険などの「金融系」のほか、不動産、建設、倉庫、陸運、電鉄、電力などの「インフラ系」、「小売り・サービス系」、鉄鋼、紙・パルプなどの「素材系」が挙げられます。

永大化工(7877)、「増配」を発表して、配当利回り3.9%、配当+株主優待の合計利回り4.2%に! 2021年3月期は前期比2.5円増の「1株あたり67.5円」に!
永大化工(7877)が、2021年3月期の配当予想の修正(増配)を発表し、配当利回りが3.99%に! 永大化工は、2021年3月期の年間配当を前回予想比で「2.5円」の増配、前期比でも「2.5円」の増配となる「1株あたり67.5円」に修正すると発表した。これにより、配当利回り(予想)は3.84%⇒3.99%にアップし、年間配当額は1年で3.8%増加する見通し。永大化工は利益還元について、「安定的な配当の継続ならびに適正な利益を還元すること」を基本方針としている。永大化工によると、2021年3月期の業績見通しにおいて、「利益面は当初の計画を上回ることが見込まれる」ことから、今回の「増配」を決定したとのこと。(永大化工、コード:7877、市場:東証JASDAQ)

稲葉製作所(3421)、特別配当による「増配」を発表し、配当利回り2.1%に! 年間配当は1年で1.2倍に増加、2021年7月期は前期比6円増の「1株あたり32円」に!
稲葉製作所(3421)が、2021年7月期の配当予想の修正(特別配当による増配)を発表し、配当利回りが2.14%に! 稲葉製作所は、2021年7月期の年間配当を前回予想比で「6円」の増配、前期比でも「6円」の増配となる「1株あたり32円」に修正すると発表した。これにより、配当利回り(予想)は1.74%⇒2.14%にアップし、年間配当額は1年で1.2倍に増加する見通し。稲葉製作所は今回、増配とともに業績予想の修正も発表しており、2021年7月期は前回予想比で「増収・増益」の業績予想となっている。稲葉製作所によると、2021年7月期の業績が堅調に推移していることから、「1株あたり6円」の特別配当の実施を決めたとのこと。(稲葉製作所、コード:3421、市場:東証1部)

丸三証券(8613)、「増配」を発表して、配当利回り5.13%に! 年間配当額は1年で2.1倍に急増、2021年3月期は前期比17.5円増の「1株あたり33.5円」に!
丸三証券(8613)が、前期比「増配」を発表し、配当利回りが5.13%に! 丸三証券は2021年3月期の配当予想を「1株あたり33.5円」とすると発表した。これにより、前期比で「17.5円」の増配となり、年間配当額は1年前の2.1倍に急増する見通しとなった。丸三証券の2021年3月期の業績は、業績予想こそ非開示となっているものの、2021年1月28日に発表された第3四半期決算短信によると、営業収益12.0%増、営業利益206.2%増(いずれも連結、累計)と好調だ。また、丸三証券は配当性向について、「連結当期純利益を基準に、連結配当性向50%以上の配当を行う方針」としていることから、好調な業績を背景に、今回の「増配」が決まったと考えられる。(丸三証券、コード:8613、市場:東証1部)

【米国株IPO】「ダックホーン・ポートフォリオ」は、全米トップクラスのワインメーカー! 拡大する米国の高級ワイン市場で、急成長を続ける企業が新規上場へ
米国在住のアナリスト広瀬隆雄さんが解説! カリフォルニア州ナパ郡セントヘレナに本社を置く高級ワインメーカー、ダックホーン・ポートフォリオ(Duckhorn Portfolio、ティッカーシンボル:NAPA)が、3月18日、ニューヨーク証券取引所に新規株式公開(IPO)します。ダックホーン・ポートフォリオは、生産高ベースで全米トップ15のワイン醸造業者の中で、平均販売単価が21ドルと最も高く、かつ34%と最も急成長しています。一方、米国のワイン市場の規模は530億ドルです。とりわけ高級ワイン市場は、ワイン市場全体の成長率14%より高い21%で成長しています。2020年7月31日で締めたダックホーン・ポートフォリオの売上高は2.71億ドル、修正EBITDAは1.05億ドルでした。また、純利益は3238万ドルで、営業キャッシュフローは5518万ドルでした。
