
丁寧にメールを書こうとして、わかりづらいメールになってしまっている人がいます。丁寧にする工夫によって伝えたいことが伝わらなければ、本末転倒です。伝わりやすいメールを書くには、どうすればいいのでしょうか?(構成/ダイヤモンド・ライフ編集部)
メールを伝わりづらくする
7文字の言葉とは?
第1回でお伝えした通り、メールを書く上で大事なポイントは2つ。正しく伝わるか、そして不快にならないか、ということです。言い換えれば、この2つを満たせていれば良いのです。
新入社員や若手社員では、敬語の正しさや言葉遣いにばかりとらわれてしまって、この2つが疎かになってしまっている人が少なくありません。「丁寧に書く」ことを意識しすぎるあまり、伝わりづらいメールになってしまっているのです。

例えば、「させていただく」という表現を使っている人も多いと思います。所々使う分には問題ないのですが、多用すると文章が長くなり、読みづらくなります。これは伝わりにくさにもつながるし、読みづらいというのは不快に感じますよね。