NHK「追跡!AtoZ」取材班
第8回
親から子どもへの虐待。児童相談所へ寄せられる報告件数は年々増加し、その数は昨年4万件にのぼった。われわれ取材班は、虐待の現場から救い出された子どもたちに密着。しかし、その心の傷は想像を絶するほど深いものだった。

第7回
「街から追い出すしかない」。住民たちが立ち上がり、闘いを始めた。しかし、相手は暴力団。なぜ住民が自ら闘わなければならないのか。そこには行政や警察の力ではどうにもできない「暴力団対策法」の壁があった。

第6回
年金記録問題の解決策として約1億人に送られた「ねんきん特別便」。しかし、各地の社会保険事務所では、その回答票が未処理のまま、段ボール箱で山積みになっているという。予想以上の混乱に陥った現場に密着した。

第5回
いま、地方銀行には運転資金に困った地元企業からの融資依頼が急増。「不良債権を増やすわけにはいかないが、地元経済も支えなければならない」。貸すか貸さないか苦渋の選択を迫られている融資の現場に密着した。

第4回
全国に拡大した新型インフルエンザ。感染が急速に広がった関西では、学校や病院などの現場で想像以上の混乱が起きた。新型インフルエンザの対策に何が問われているのか。われわれは、苦悩する現場に徹底追跡した。

第3回
小沢氏辞任により急遽行なわれた民主党代表選。一騎討ちを制したのは鳩山氏。「変化」を求める流れの中、何が勝敗を分けたのか。政権交代をかけた衆院選を前に選択を迫られた議員たち、その舞台裏に密着した。

第2回
政局をめぐる関心は「選挙はいつか?」この1点に絞られている。それを知るためわれわれは、政局の司令塔である国対委員長に密着。ガチンコか、話し合い解散か。そのカギは、補正予算案の審議が握っている。

第1回
今年3月、群馬県渋川市の老人施設で起きた火災による死亡事故。この施設のように、生活保護受給者などの低所得者を集める、悪質な「無届け老人ホーム」が近年増えている。ではなぜ、“低所得者”を狙うのか――。
