野口悠紀雄
第6回
政府の統計には詳しすぎる統計が多い。その典型は農水省。このサイトで得られる統計データは実に豊富で、統計の農水省と言われるとおりである。しかしその内容をみると、私は首を傾げてしまう。

第5回
株価や為替レートなどの最近の市場データを見るには「Yahoo!ファイナンス」が便利だ。とくに便利なのは、時系列データをグラフ化して簡単に見られることだ。

第4回
国税庁のホームページは、有用な情報があるだけでなく、サイトが利用しやすい構造になっている。これを見ると、利用者の立場を考えて作ってあることがよくわかる。

第3回
官庁の統計データがウェブで自由に手に入る時代。エクセルデータさえ見出せれば回帰式があっという間に出てくるのを見るたびに、ITの進歩が我々の知的環境をいかに改善したかを、つくづく感じる。

第2回
インターネットから情報を得ようとする場合、ほとんどの人は検索サービスを利用するだろう。しかし、検索サービスがつねに最善の手段であるとは限らない。経済データに関しては、とくにそうだ。

第1回
この10年程度の間に、情報に関連した仕事の進め方は革命的に変わった。インターネットを通じて情報が得られるようになったからだ。このような変化に適切に対応できるか否かは、仕事の能率に格段の違いをもたらしている。
