田中 均

田中 均

日本総合研究所国際戦略研究所理事長
1947年生まれ。京都府出身。京都大学法学部卒業。株式会社日本総合研究所国際戦略研究所理事長、公益財団法人日本国際交流センターシニアフェロー、東京大学公共政策大学院客員教授。1969年外務省入省。北米局北米第一課首席事務官、北米局北米第二課長、アジア局北東アジア課長、北米局審議官、経済局長、アジア大洋州局長、外務審議官(政策担当)などを歴任。小泉政権では2002年に首相訪朝を実現させる。外交・安全保障、政治、経済に広く精通し、政策通の論客として知られる。
仏大統領選はポピュリズムによる「新たなフランス革命」か
田中 均
23日に第1回投票が迫る仏大統領選は、急進左派候補の急追など不透明な要素が加わり、決選投票で極右国民戦線のル・ペン党首が勝利するシナリオも語られる。英国のEU離脱、トランプ大統領誕生に続いて、反グローバリゼーション、ポピュリズムの激震が再び世界に走りかねない。
仏大統領選はポピュリズムによる「新たなフランス革命」か
朝鮮半島は危機的状況、「安定政権」日本が果たせる役割
田中 均
北朝鮮のミサイル発射や朴大統領の弾劾で朝鮮半島情勢は新たな危機的段階に入った。北朝鮮「暴発」の際の危機管理や核放棄に向けた対北朝鮮戦略の見直しで、安定政権の日本が果たせる役割は大きい。
朝鮮半島は危機的状況、「安定政権」日本が果たせる役割
第64回
日米首脳会談、異例の厚遇の後に問われる日本の振るまい方
田中 均
世界各国でトランプ大統領の米国とどう向き合って行くのか、日本がどう向き合おうとしているのかは大きな関心事だ。これから日本がどう振るまっていくのかは重要であり、いくつかの留意するべき点があると思う。
日米首脳会談、異例の厚遇の後に問われる日本の振るまい方
第63回
日本を取り巻く地政学リスク、2017年を展望する
田中 均
新大統領が就任して半年から1年は「ハネムーン・ピリオド」として議会やメディアも大統領に好意的な態度をとるのを常とするが、トランプ政権とはこの期間にも尋常でない摩擦を生むリスクがある。米国をはじめ、各国の2017年の地政学リスクを、田中均氏が展望する。
日本を取り巻く地政学リスク、2017年を展望する
第62回
2017年の世界は型破りトランプ政権を中心にこう変わる
田中 均
2017年の世界は米国を中心として大きな変動が世界にもたらされる予感がする。1月20日に発足するトランプ政権は第二次大戦後のどの政権とも共通点の少ない「アウトライヤー(基準外の)」政権である。トランプ次期大統領の言動は過去の慣例や伝統的政策に縛られないことを示している。
2017年の世界は型破りトランプ政権を中心にこう変わる
第61回
日本がトランプの米国と徹底協議すべき4つの課題
田中 均
国際社会にとって致命的に重要であるのは個々の政策課題もさることながら、米国が世界でどのようなリーダーシップをとるのか、という点である。国際社会が政治経済両面において新たな秩序を模索しているように見える今日、米国がどのようなリーダーシップを求めるのかにより、世界の秩序は大きく変わる。
日本がトランプの米国と徹底協議すべき4つの課題
第60回
英国は再度、国民投票でEU離脱の是非を問うべき
田中 均
Brexitは英国とEUだけの課題であると思ったら大間違いである。英国のEUからの離脱はEUの力を削ぎ、国際的な統治体制に甚大な影響を与える。英国政府は十分に慎重に処理をしてほしいと思う。
英国は再度、国民投票でEU離脱の是非を問うべき
第59回
北朝鮮の核の脅迫に立ち向かう4つの方策
田中 均
北朝鮮は本年に入ってから22回にわたりミサイル発射実験を行い、1月および9月に2回の核実験を行った。日本は北朝鮮の核ミサイルに深刻で直接的な脅威にさらされる。今日の北朝鮮の行動の背景を正確に理解することが日本の対応を決めるために重要である。
北朝鮮の核の脅迫に立ち向かう4つの方策
第58回
今年の日中韓首脳会談は日本にとってどんな意味を持つのか
田中 均
日中韓三ヵ国の外相会談が本日(8月24日)行われる。2012年の李明博大統領の竹島上陸などによる日韓関係の停滞や尖閣諸島問題を巡る日中の緊張の影響でその後開催には至らず、ようやく2015年になってソウルで再開され、本年は日本の主催の順番となっており、予定通り開催されるかどうか注目を集めている。
今年の日中韓首脳会談は日本にとってどんな意味を持つのか
第57回
各地で蠢く排他的ナショナリズム、世界は歴史的な岐路に
田中 均
1989年に起こった天安門事件、ベルリンの壁の崩壊のように、歴史の岐路には変動の引き金となる事件が起きる。そして今、南シナ海問題での領有権をめぐる中国と国際社会の問題、英国のEU離脱、米大統領選挙の行方など、再び世界の変動の引き金となるような出来事が起こっている。
各地で蠢く排他的ナショナリズム、世界は歴史的な岐路に
第56回
岐路に立つ中国と日本はどう付き合っていくべきか
田中 均
中国はどこへ向かっているのか。いまや世界経済の牽引車とみなされる中国経済の行方が注目されている。日本国内では中国経済崩壊論が声高に叫ばれるが、中国の経済が停滞していけば、日本への直接的影響は大きい。
岐路に立つ中国と日本はどう付き合っていくべきか
第55回
トランプ氏の日米安保に関する主張に反論する
田中 均
トランプ氏の「暴論」と思われる主張も、世論の支持を得て米国の政策に反映されていく可能性がある。その中で、日米同盟政策については、早い段階できちんと反論をしておかないと、大きな流れが出来てしまう恐れがある。
トランプ氏の日米安保に関する主張に反論する
第54回
トランプvsクリントン米国民が望むのは孤立主義か世界のリーダーか
田中 均
大統領選予備選挙で米国民の怒りや不満があらわになった。これを受け共和、民主両党双方とも変質しつつある。同時に国民は、国際社会の中でどのような米国を望むのかを問われている。その選択の影響は、日本にもこの上なく大きい。
トランプvsクリントン米国民が望むのは孤立主義か世界のリーダーか
第53回
北朝鮮核・ミサイル問題で外交的失敗を繰り返すな
田中 均
国際規範を無視し核・ミサイル実験を続ける北朝鮮の行動を止めることはできるのか。結果を見る限り、同国に対する日米韓の外交は惨めに失敗してきたと言わざるを得ない。これまで何が不十分だったか、いま一度考えてみる必要がある。
北朝鮮核・ミサイル問題で外交的失敗を繰り返すな
第52回
2016年に発火懸念 日本を取り巻く七大地政学リスク
田中 均
今年は山積するリスクが火を噴くことが懸念される年となりそうだ。既にサウジ・イラン問題や北朝鮮の「水爆」実験など、潜在リスクが表面化しつつある。日本企業も世界の地政学リスクに敏感でなければならない。
2016年に発火懸念 日本を取り巻く七大地政学リスク
第51回
プーチンが進める“東方戦略”で北方領土問題は進展するか
田中 均
国際政治の舞台で、ロシアが巻き返しを図っている。対ISで存在感を強めるとともに、中国との連携も強化されてきている。一方、ロシアの戦略上、日本との関係も重要だ。日露関係はどう動くのか。北方領土問題は進展するのか。
プーチンが進める“東方戦略”で北方領土問題は進展するか
第50回
中国が欧州、アジアで着々と布石その戦略的意図をどう読むか
田中 均
最近の中国は頻繁な首脳会合を行い、政治的経済的影響力の拡大を図ると同時に、南シナ海などでは力を背景にした活動を活発化させている。同国はどこへ向かおうとしているのか。日本はこれにどう向き合うべきか。
中国が欧州、アジアで着々と布石その戦略的意図をどう読むか
第49回
TPPの発効を危うくする米国議会の混乱ぶり
田中 均
TPPは、経済面でも戦略面でも極めて意味が大きい。ただし日米両国が議会承認を得ない限り協定は発効しない。懸念されるのは、米国で来年の大統領選挙に向けて議会が混乱した状態にあり、承認が危ぶまれていることだ。
TPPの発効を危うくする米国議会の混乱ぶり
第48回
欧州の難民・移民問題は日本にも他人事ではない
田中 均
欧州で、難民流入やEU内の移民問題が極めて深刻な課題となってきた。国民の不満は極右や極左政党の台頭を生んでいる。これらの問題は日本にも決して無縁ではない。政治指導者には、国民の説得と見識ある政策の実現が求められている。
欧州の難民・移民問題は日本にも他人事ではない
第47回
朝鮮半島の緊張、ロシアの圧力──悪化する東アジア情勢にどう対応すべきか
田中 均
日本を取り巻く国際情勢が急激に悪化している。朝鮮半島では砲弾が飛び交った。ロシアは北方領土問題で強硬な姿勢を示した。中国の動きも気掛かりだ。これらの情勢をどう読み、日本の戦略の基本はどうあるべきか
朝鮮半島の緊張、ロシアの圧力──悪化する東アジア情勢にどう対応すべきか
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