2012.12.13 技術経営の視点から日本企業の強みを考える 閉塞感の漂う日本の産業界。「最後の砦」とも目される自動車産業は、今後も日本を支え続けることができるのか。また、エレクトロニクスに代わりうる産業は育っているか。日本企業が成長を目指すためには、“敗因”分析のみならず、強みを再確認する…
2012.11.29 責任と覚悟を持って技術を判断できるマネジャー層の厚みが企業の実力 前回は、苦境に立つエレクトニクスメーカーを題材に、日本企業における技術経営の問題点を探った。伊丹教授からのメッセージは「現場に任せよ」。それが無秩序な「任せっ放し」に変質しないためには、微妙なさじ加減が求められる。そこで今回は、「…
2012.11.15 日本の経営者に最も足りないのは「現場に任せる勇気」である あれほど強かった日本企業がなぜ――。この疑問を解くカギが技術経営(MOT)である。日本企業復活の出発点は、過去の失敗を正しく認識し、そこから学ぶ姿勢を持ち続けることだろう。東京理科大学大学院イノベーション研究科研究科長の伊丹敬之教授…