
2017.7.10
米政策期待後退も世界経済改善 膠着相場の後1ドル115円超へ
市場は変動シグナルが引き続きまちまちで手詰まり感が強い。世界の成長見通しはまずまずで、株式市場も堅調である。一方、インフレ率は低下し、原油価格は下落気味である。これを景気の先行きを楽観できない兆候とする指摘も散見される。ドル円は、…
楽天証券グローバルマクロ・アドバイザー TTR代表
2017.7.10
市場は変動シグナルが引き続きまちまちで手詰まり感が強い。世界の成長見通しはまずまずで、株式市場も堅調である。一方、インフレ率は低下し、原油価格は下落気味である。これを景気の先行きを楽観できない兆候とする指摘も散見される。ドル円は、…
2017.6.12
ドル円相場は5月後半以降、どの材料も決め手を欠き、110円近くで一進一退を続けた。ただし、米国の景気堅調を背景にした金利上昇がドル円の方向を決めるとの基本観は変わらない。米景気が今後どう浮揚し得るかは、減税など財政刺激策の規模とタイミ…
2017.5.15
米経済の堅調を背景にFRB(米連邦準備制度理事会)が段階的に利上げする過程は、ドル高・円安基調を伴いやすい。ただし、米景気は既に2016年中にピーク感がにじみ出ていた。さらに浮揚できるかはトランプ政権の財政政策次第だ。
2017.4.10
ドル円相場は、予想より早まった3月米利上げ後も、110円近くへ重くだれている。利上げ前に115円台に上昇したが、膨らんだ買い持ちポジションが売り戻された。この「織り込み済み」現象に加え、トランプ米大統領がオバマケア改革法案を議会との調整…
2017.3.13
ドル円相場は、米大統領選挙後から2カ月急騰し、次の2カ月は1ドル=110円台前半で膠着した。しかしこの調整地合いもそろそろ終わるとみる。米大統領は、2月28日の議会演説で、中間層優遇税制、法人税減税、国境税調整、インフラ投資などについて具…
2017.2.13
ドル円は「良いトランプ政策」と「悪いトランプ政策」を110円台前半で神経質に両にらみしている。前者は積極財政でドル高、後者は保護主義など反グローバリズムで円高と解釈されがちだ。ただし、誰もがトランプ政策を焦点とする相場はある意味で分…
2017.1.16
ドル円の今年末予想を125円へ再度上方修正した。米大統領選挙でトランプ氏が勝利した直後、その積極財政で今年中に米長期金利が2.6%、ドル円も115円へ反発すると予想したが、この水準は選挙後わずか1カ月で実現した。
2016.12.12
米大統領選挙でのトランプ氏勝利を受け、来年のドル円予想を90円台から115円超へ切り替えた。予想の一大転換は節操なく思われるかもしれないが、相場における節操とは有効な予測の根拠に軸足を据えることと考えている。
2016.11.15
トランプ氏勝利で円高ドル安が進むとの声は多い。しかし、彼の財政拡張策による財政赤字拡大と利上げが重なれば、ドルは持ち直すだろう。ただ、来年にはドルは天井を付けそうだ。
2016.10.17
ドル円相場は100円台にとどまるか否かの分水嶺付近で膠着が続いた。上値は、日本の輸出企業のドル売りに抑えられている。下値は、100円水準を日本の年金など機関投資家や輸入企業が買い支えている。
2016.9.20
ドル円相場は底堅さを保てるか、さらに大きく落ち込むかの重要な節目である100円近くで膠着している。今年の急激な円高・ドル安を受け、対応に遅れた輸出企業や投資家のドル売りが上値を抑える一方、100円という水準は日本の輸入企業や一部機関投資…
2016.8.22
今年の世界の為替相場の基本テーマに、図に示したドル指数(各為替レートを貿易量で加重平均したドルの総合為替レート)のスマイルカーブ(水色U字線)を据えている。世界が先行き不安でリスク投資に消極的になる状況(横軸左側)では、特に新興国…
2016.7.19
英国は国民投票でEU(欧州連合)離脱、Brexitを選択した。日本はそのとばっちりを受けよう。Brexitは、米景気の鈍化で世界は回復に向かえるのか、という微妙なバランスを直撃した。
2016.6.20
ドル円は100円台にとどまれるか、重大な岐路に差し掛かっている。ドル安円高を招く基本背景は米国経済の鈍化である。米景気の堅調なしには、日本銀行が追加緩和しても、ドル安円高に傾きやすい。日銀のマイナス金利導入という円安促進策でも、米景…
2016.5.23
ドル円は2月に下降基調に転じた。数年続いた上昇相場の転換後は、大量に蓄積されたドル買いポジションの処分やヘッジの売りがのし掛かる。日本銀行のマイナス金利導入が円高トリガーとなり、金融政策の信認も一気に後退した。安倍晋三政権は、7月の…
2016.4.18
円安サイクルは2月早々に終わった。日本銀行のマイナス金利導入という円安政策が効かないことへの失望が契機となった。ただし、円高を招いた最大要因は米国の景気減速と金利先高観の後退である。米景気の堅調なくして日銀の追加緩和の円安作用は発…
2016.3.23
近年のドル円急伸をけん引した3エンジン全てのパワーが落ちている。主エンジンは米景気回復。今年の米経済成長率は1.3%と、近年の2.5%前後から減速しよう。副エンジンの日本銀行の異次元緩和には、もはや相場をサプライズさせ得る政策メニューが…
2016.2.22
ドル円相場の様相は一変した。1月29日、日本銀行のマイナス金利サプライズを受け、ドル円は一時121円台に反発した。米利上げ後数カ月間のドル円相場は弱含みで推移すると見込まれ、115~120円水準での攻防を覚悟していた。日銀の政策は相場を支える…
2016.1.25
「たい焼きの尻尾はマーケットにくれてやれ」。相場のおいしいところを首尾よく取ったら、最後の局面までがっつくな(深追いすると損失を被る)という相場格言だ。2012~14年、私はドル買いにたっぷり餡があると主唱した。15年、相場は尻尾の領域に…
2015.12.21
ドル円相場は上昇気流に乗っている。しかし勢いは鈍り、たびたび乱気流に巻き込まれそうだ。1年前に掲げた2015年のこの展望を16年にも引き継ぎたい。一見かく乱的な為替相場には、実はファンダメンタルズに沿った美しい変動ロジックがある。12~14…
アクセスランキング
東京ディズニーで「迷子探しの放送」が絶対に流れないワケ
韓国の母親の4人に1人が娘に告げる「エゲツないひと言」
「なかなか上手やね」とくら(浅田美代子)、のど自慢の意味深な演出でチラつく誰もが知る歌姫とは【あんぱん第67回レビュー】
「プレッシャーで人は成長する」は本当か?→宇宙飛行士・野口聡一氏の答えが正論すぎて、ぐうの音も出なかった
40歳で「異動させた方がいい」と思われるダメ会社員の特徴・ワースト3
「なかなか上手やね」とくら(浅田美代子)、のど自慢の意味深な演出でチラつく誰もが知る歌姫とは【あんぱん第67回レビュー】
「プレッシャーで人は成長する」は本当か?→宇宙飛行士・野口聡一氏の答えが正論すぎて、ぐうの音も出なかった
韓国の母親の4人に1人が娘に告げる「エゲツないひと言」
日本製鉄が漏らした“苦し紛れ発言”、3兆6000億円のUSスチール買収で背負った「大きすぎる代償」とは
「この人、教養がないな…」ガッカリされてしまう50代の話し方とは?
「プレッシャーで人は成長する」は本当か?→宇宙飛行士・野口聡一氏の答えが正論すぎて、ぐうの音も出なかった
中居正広、国分太一、田原俊彦…不祥事を起こす「ジャニーズおじさん」のたった1つの共通点
「この人、教養がないな…」ガッカリされてしまう50代の話し方とは?
「漢字があふれ売春宿も…」中国人急増で国境の町に異変、経済支配で高まる“格差”リスク〈注目記事〉
国分太一、中居正広、田原俊彦…ハラスメントを連発する「ジャニーズおじさん」とジャニー喜多川に共通する「3つの悪癖」とは
【内部資料入手】パナソニック1万人リストラの年齢別「割増退職金」が判明!“狙い撃ち”された年代は2000万円超?
ジークアクスは外部のカラーならではの企画、当初は大人しかったのが加速がついて止まらなくなった【鶴巻監督に聞く・上】
「ガラガラなのになぜ?」西松屋が少子化でも30期連続増収できた“非常識”だけどすごい戦略
【人気資格ランキング2025】宅建士・簿記が急落!人気急上昇でトップに輝いた資格とは?性別・年代別過去10年の推移、コスパ重視でランク激動!
ジークアクスは古参と新規のガンダムファンをつなぐ作品にしたかった、地上波リアタイ・配信・SNSで生まれた盛り上がりとシナジー【鶴巻監督に聞く・中】