田中泰輔 楽天証券グローバルマクロ・アドバイザー TTR代表 第30回 日米量的緩和でドル安・円高来年も基調反転は見込めず 田中泰輔 ここ2年、米国が量的緩和を劇的に進め、マネー量の日米相対比は大幅に下振れ、ドル安・円高側に傾斜している。日銀も量的緩和を拡充しているが、米国の量的緩和に伴うドル安・円高が優勢であろうとの示唆だ。 2010年11月17日 0:04 第29回 日本の介入は戦術的に成果も 円高の抑止効果は持続せず 田中泰輔 9月15日、日本当局は6年半ぶりに為替市場へ介入した。この介入は戦術的に良好な成果を上げた一方、円高抑止効果は一時的なものにとどまる可能性が高い。 2010年10月6日 0:04 第26回 ユーロ不安が勝ち組通貨へ連鎖期待される円安もしばし「お預け」 田中泰輔 ギリシャショックの影響は思いのほか深刻だった。ファンダメンタルズが相対的に良好な通貨が劇的に売られる事態に至り、国際投資家は、株式やコモディティを含めて、ここ数ヵ月の利益を数日のうちに失ったのだ。 2010年6月2日 0:15 5 6 7