山下 周

山下 周

auじぶん銀行チーフエコノミスト

やました・まこと/東京大学経済学部卒。日本証券アナリスト協会検定会員。株式会社三和銀行(現・三菱UFJ銀行)に入行後、約10年間にわたり日本のマクロ経済や日本国債の市場調査などに従事。その後、2005年から外資系証券会社に移り、2009年からはドイツ証券株式会社のチーフ金利ストラテジストとして、金利・為替市場見通しを国内外の投資家に提供。2020年2月より現職

菅政権で「株高」は期待できるか?海外投資家が評価する3つのポイント
山下 周
安倍政権が終わり、菅政権がスタートした。実は海外投資家は、2018年にアベノミクスで日本株が上昇するとの期待を完全に捨て去っている。菅首相がアベノミクスの継続性を維持するだけでは、市場が安定するとはいえない。海外投資家のマネーが日本の株式市場に流れるためには、海外投資家が菅首相を評価することが求められる。その評価ポイントを整理してみよう。
菅政権で「株高」は期待できるか?海外投資家が評価する3つのポイント
期待先行の米国株に忍び寄る「2つのリスク」とは
山下 周
米国株は、新型コロナウイルスの感染拡大ペースの鈍化や大規模な政策対応、5-6月の経済指標の改善といった後押しによって上昇した。しかし7月以降は、個人消費が停滞し始めた可能性があり、財政サポートも緩むリスクが出てきた。S&P500の株価収益率(PER)は、過去10年で最高水準に達しているが、気停滞リスクが高まれば、PERの割高感が意識され、米国株を売る理由にもなる。今後の米国景気や米政府による財政政策のリスクを整理し、米国株の先行きを考察する。
期待先行の米国株に忍び寄る「2つのリスク」とは
コロナ相場の主役に躍り出たユーロ、上昇をサポートする「3つの材料」
山下 周
コロナショック後のユーロドルは、リーマンショック時と異なり上昇した。ただ、投機筋のユーロ買い持ちは膨らんでおり、短期的にユーロ下落リスクはある。経常黒字など、ユーロ圏のファンダメンタルズを俯瞰するとともに、政治リスクを踏まえて今後のユーロ相場を考える。
コロナ相場の主役に躍り出たユーロ、上昇をサポートする「3つの材料」
米国株上昇の背後に迫る「3つの反落リスク」とは
山下 周
米国株の上昇の勢いが止まらない。新型コロナウイルス感染拡大を受けた政府と中央銀行の対策を背景に、市場では「パウエル・プット」とでも呼ぶべき買い安心感が共有されている。しかし、米失業給付の上乗せ措置が7月までであるなど、政府の経済対策が息切れする可能性がある。また、米長期金利がレンジの上限を上抜けする兆しもみられる。考えられる米国株の反落リスク3つを紹介する。
米国株上昇の背後に迫る「3つの反落リスク」とは
コロナ相場に影響及ぼす「政治の動き」を正しく読み取る投資眼
山下 周
行動制限や異例の大規模経済対策という政治判断を予測できていれば、今までの有事相場を乗り切れていたかもしれない。今後も、新型コロナウイルス感染の終息時期の判断や経済活動の再開など、政治の動きを正しく読み取ることが有事相場では重要だ。市場が安定するために政治に求められる姿勢を考えてみる。
コロナ相場に影響及ぼす「政治の動き」を正しく読み取る投資眼
新着
業界
学び
特集
書籍
業界
製造業 銀行・証券・金融 保険 建設・不動産 コンサル・士業 商社 運輸・物流 IT・通信 AI・テクノロジー エネルギー 医療・製薬 食品・農業 小売・外食 サービス・エンタメ メディア・広告 スタートアップ・新規事業 教育 財閥・学閥 予測・分析
学び
経営・戦略 マネジメント ビジネス課題 ビジネススキル 営業・マーケティング マネー・投資 相続・節税 年金 キャリア・働き方 受験・子育て 教養