2023.1.11 今後5年間の「米経済リスク」を大予想!利下げは24年以降、高インフレ・高金利が定着へ FRB(米連邦準備制度理事会)はインフレを抑制すべく、2022年の1年で政策金利を4.25%も引き上げた。株式市場は早期の利下げを期待するが、23年中の利下げは見込めず、24年以降にずれ込むだろう。米国経済の低成長は継続する一方で、低インフレ・低…
2022.9.27 9月FOMCのサプライズ「23年も利上げ」、FRB景気後退覚悟の政策金利4%台半ば FRB(米連邦準備制度理事会)は、景気後退覚悟で利上げを急ピッチで進めている。利上げによって、インフレ率、実質経済成長率、失業率はどう変わるのか。9月のFOMC(米連邦公開市場委員会)で示された参加者の経済見通しから分析する。
2022.6.21 FRB「3倍速利上げ」でもインフレ抑止できない理由、金利5%でようやく物価安定回復 6月のFOMC(米連邦公開市場委員会)で、FRB(米連邦準備制度理事会)は通常の3倍速の0.75%の利上げに踏み切った。しかし、現状の引き締めペースでは米国のインフレは沈静化しない。その理由を解説する。
2021.12.21 FRB利上げ加速の背景「インフレ抑制なくして雇用なし」の論理大転換 2021年12月のFOMC(米連邦公開市場委員会)で、FRB(米連邦準備制度理事会)が、テーパリング(債券購入による量的緩和縮小)の前倒しを決定した。FOMCメンバーによる政策金利見通しでは、利上げペースの加速が示された。インフレ圧力は強まりこそ…