海老原嗣生
20年以上経つのになぜ…「就職氷河期世代」対策が終わらない、政官に“都合が良すぎる”理由
現在40~50代となった世代が新卒だった頃(1993~2004年卒業)、就活はきわめて厳しいものだった。彼ら「就職氷河期世代」は政府の無策もあいまって、当時のつまづきを持ち越し、中年となったいまも不遇のまま生きている……と語られがちだが、実は違う。雇用のプロである筆者によれば、「就職氷河期世代」対策は、きわめて早い段階から実施されていた。にもかかわらず、氷河期から20年以上が経っても対策が終わらない異常性にこそ注目すべきだ。※本稿は、海老原嗣生『「就職氷河期世代論」のウソ』(扶桑社)の一部を抜粋・編集したものです。

氷河期だけが原因じゃない?早慶卒でも就職できなかった人たちの「意外な共通点」とは
雇用統計など各種の数字を読み解けば、20年前の「就職氷河期」が現在まで影響をおよぼしている事実はほぼない。筆者によれば、たとえ就活のタイミングで不遇だったとしても、その大多数は、いまや人生をしっかり巻き返しているというのだ。ところが、テレビや雑誌といったメディアでは、「氷河期の悲劇」がしばしば取り上げられるのはなぜなのか。雇用のプロである筆者が、早稲田と慶應の各学部の就職事情をもとに分析する。※本稿は、海老原嗣生『「就職氷河期世代論」のウソ』(扶桑社)の一部を抜粋・編集したものです。

氷河期世代は本当に「正社員になれなかった」のか?データから見える「意外な実態」とは
“見捨てられた1700万人”は、実はそこまで悲惨ではなかった!?現在40~50代となった「就職氷河期世代」(1993~2004年卒業)の就職環境の実態を、「雇用のプロ」が現場経験とデータで徹底検証。既にビジネス誌などで「氷河期世代論争」を引き起こしている筆者が、炎上覚悟で世に問う「真実」とは。※本稿は、海老原嗣生『「就職氷河期世代論」のウソ』(扶桑社)の一部を抜粋・編集したものです。

「お腹が空くから家に帰る」残業ゼロの欧州人、働き方が日本と決定的に違うワケ
昨今、会社を辞めるつもりはないものの、出世を目指してがむしゃらに働きはせず、最低限やるべき業務をやる「静かな退職」という働き方が浸透しつつある。特に欧米では、「静かな退職」こそ標準という現実があるというが——?日本と欧米、双方の働き方をみていこう。※本稿は、海老原嗣生『静かな退職という働き方』(PHP研究所)の一部を抜粋・編集したものです。

感じのいい人が「めんどくさい仕事を断る」時に使う“最強フレーズ”とは?
「静かな退職」とは、会社を辞めないものの、必要最低限の仕事だけ淡々とこなし、セカンドキャリアに備えるという働き方だ。仕事を頑張りたくないサラリーマンに向けて、著者が「静かな退職」を成功させるための仕事術をレクチャーする。ポイントは「最小の投資により、最大の心証点を稼ぐ」ことだ。※本稿は、海老原嗣生『静かな退職という働き方』(PHP研究所)の一部を抜粋・編集したものです。

なぜ真面目に働く日本人よりテキトーな欧州人のほうが生産性が高いのか?
OECD(経済協力開発機構)加盟国の中で、日本の労働生産性はずっと下位のまま。バリバリ働く我が身を振り返って「どうして?」と首を傾ける人も多いのでは?実は、仕事とは「手を抜けば抜くほど、生産性が上がる」ものなのだという。欧州の働き方から見える日本の問題点とは。※本稿は、海老原嗣生『静かな退職という働き方』(PHP研究所)の一部を抜粋・編集したものです。
