職場のアピールポイントの
「引き出し」を整理しておく

「そうは言っても…求職者のニーズを知る方法なんて見当もつかない」とお思いでしょうか?じつはとても単純なことです。面接中にこちらから「聞く」、ただそれだけです。優秀な店長はこの点を意識してヒアリングをしています。データを見ても、「やりたい仕事内容をしっかり聞いてもらえた」という実感が、モチベーションに大きく影響していることがわかります。

つまり、「面接でやりがいを伝える」とは、(1)求職者の求めるもの(興味・関心)を聞いたうえで、(2)職場がそれにどう応えていけるかをアピールすることにほかなりません。これを踏まえるなら、店長としては、聞き出した多様なニーズに応えられるだけの、多様なアピールポイントの“引き出し”を用意しておくことが望ましいでしょう。下にその例をあげておきましたので、ぜひこれも参考にしながら、あなたの職場がスタッフに提供できる価値(できればお金以外にも)をリストアップしてみてください。

まとめ
□面接では「給与以外のニーズ」を探ることを意識する
□面接で仕事のやりがい・魅力を伝え、働きたい気持ちを高める
□「面接で伝えたことは半分しか伝わらない」つもりで丁寧に伝える