KENJI そういえば、「メールでどう謝るのか」が書いてありました!「ごめんねサンドイッチ」という方法。これで「自分の非」をより気持ち良く相手に受け取ってもらえるのよね。
日本には昔からの教えで「礼に始まり礼に終わる」ってあるじゃないですか。これも「ごめんね」で始まり、「ごめんね」で終わる。(サンドイッチの)中身は、相手の話を肯定して、一字一句間違えずにコピペする。
白鳥 そうせずに適当に謝っていると、「なんで、怒ってるかわかる?」と言うのが女性なんです。
KENJI わかる~。あと、「塩アイス伝達法」。これ、お笑い界の世界で言う、「フリ」と「オチ」の話といっしょなの。要は、最後の言葉を活かすために、枕詞が重要だと。お笑いの教科書にもあるんです。なんでこれが相手にささっているのか、わかるようになっているわ。
白鳥 エステに来るお客様と会話をしていて、「なんでこの人がモテて、なんでこの人がモテないんだろう」とずっと不思議に思っていたことがありました。
分析してみた結果、その差は「褒め言葉」だけだった。
「ケンちゃん、おおざっぱに見えて、気が利くね」は、めっちゃいい人。
「気が利くけど、おおざっぱだよね」は、最悪な人。
KENJI 人間て最後に言われた言葉が、一番記憶に残るんですよね~。
白鳥 私への相談に、「褒めてるんだけど、全然ダメなんです」という男性が多すぎる。聞けば、「優しいですよね」「かわいいですよね」とか言ってて、「ダメじゃん、それじゃ」と注意する。他に送っても大丈夫な褒め言葉は相手に響かないです。
KENJI みんなにつかえる言葉じゃなくて、その人のオリジナルな言葉、ですよね!あと、その人の行動を見て、さりげない姿を見逃さないのが大事。
白鳥 あまりにも見過ぎていると怖いんだけど(笑)、「覚えておく」というのは女性にモテるキーワード。
「この前持ってたカバン、めっちゃかわいかったね」のように、「覚えておく」のは大事。ただ、少し仲良くなってからね。絶対にやっちゃいけないのは、体に直接かかわるネタ。「前のリップは赤だね」というのは気持ち悪がられる(笑)。