「力技」で仕事をこなす
リズムをつくってしまう

 どうしてもその日にしなければならない仕事は除き、その日に終わらなかった仕事は翌日に持っていく。出勤時間より少し早く出社してその仕事をこなす。

 朝飯前という言葉があるが、1つでも仕事すると《みんなが朝寝坊している感にすでにひと仕事やったぞ》という優越感を味わえる。この気持ちの良さが仕事をさらに加速させる起爆剤にもなるのだ。

 ただ、それでも仕事が追いつかない時がある。長年、悪いサイクルを回している人は締め切りが迫っている仕事、もしくは締め切りが過ぎている仕事が山ほど残っている場合もあるだろう。こういった仕事が残っていればいるほど気分も晴れなくなるものだ。

 そんな時にお勧めの方法がある。

残業しない「トップ営業マン」が実践する“3つのサイクル”菊原智明さんの『残業なしで成果をあげる トップ営業の鉄則』(明日香出版社)が好評発売中。 231ページ、1620円(税込み)

 それは「溜まっている仕事を処理する時間」を確保することだ。お客様とアポイントを取るように「金曜日の16時~17時30分まで溜まった仕事の時間」と決め、集中する。もちろん電話にも出ないし、メールの返信もしない。

 空いている会議室などを借りてもいいし、外に出られる人ならお気に入りのカフェで仕事をしもいいだろう。私も仕事が溜まっている時は周りをシャットアウトして、一気に溜まった仕事をこなしていた。

 気になっていた仕事が終わると“デトックス”した気分になる。時々こうして集中してたまっている仕事を処理することで、いい状態にまたリセットできる。つまり、力技で“仕事に追われる状態”から“追いかける状態”に変えていくのだ。

 そして翌日の朝から3つのサイクルを意識して仕事をすれば自分でも驚くほどサクサク仕事が進んでいくだろう。