まるで就活面接!
外国人を惹きつける意外な自己紹介
また、海外(特に欧米)では自分の大学時代の専攻や専門性を生かした仕事をするという風潮が強くあり、日本のように「文学部を出たけれど広報をやっています」というようなことはあまりありません。このことからも、外国人に対しては「自分がどういう専門をもっていて、どういうスキルがあり、どういう業務をやっているか」を説明してあげる必要があるのです。
まるで面接をしているようでわれわれ日本人からすると笑ってしまいますが、実際このような説明をすると、大半の外国人は興味を持って聞いてくれます。信頼関係の構築にも有効で、このあたりの背景を押さえておくと、のちのちの商談がスムーズに運ぶことも多いです。こういった雇用や文化の違いを理解した上で、正しい英語を使うことが重要です。
「えーそんなこと言っても、いろいろやってるし、専門とかもないし、名刺にも肩書きはないんだよなあ」という方は、あなたの業界や会社のポジションなどを伝えましょう。
○「I work for a real estate company.=私は不動産会社で働いています。」
○「I work in the financial industry.=私は金融業界で働いています。」
ちなみに先ほどの「文学部を出たけれど広報をやっています」は、次のように言います。
I majored in literature in college, and working in public relations department.