調査したビジネスパーソンの
過半数が病気・体調不良

 調査結果によると、「仕事の内容や職場環境が原因で病気・体調不良を患った、あるいは持病が悪化した」と感じる人は、全体の52.5%(105人)と過半数に上った。これをどう見るかは人によるが、少ない数字ではなかろう。

 彼らが患ったのは、具体的にどんな病気・体調不良なのだろうか。「複数回答可」という条件で聞いたところ、結果は「軽いもの」から「重いもの」まで様々となった。比較的「軽いもの」から紹介すると、多いのは「肩こり・腰痛」(19.5%)、「頭痛」(12.0%)、「胃痛・胃もたれ」(10.9%)、「慢性的な疲労感」(7.1%)、「腹痛・下痢」「不眠症」(ともに6.0%)といったところ(カッコ内は総回答数に対する割合、小数点第2位以下は切り捨て/以下同)。

「重いもの」では、「うつ・精神疾患」(8.6%)をはじめ、三大疾病である「がん」(1.9%)、「心臓疾患」(1.5%)、「脳疾患」(0.4%)を患った人もいた。

 男女比で見ると、男性よりも女性に多いのは「慢性的な疲労感」をはじめ、「肩こり・腰痛」「胃痛・胃もたれ」「頭痛」「体重増加・メタボ」など。デスクワーク中心の仕事などが原因と見られる体調不良に悩む女性たちの姿が見て取れる。それに対して、男性が女性と比べて目立って多いものはなかった。

 また年代別に見ると、男女とも病気・体調不良が大きく増えるのは30代で、20代の2倍以上。40代以上では横ばいになる。中年の入り口にさしかかった働き盛りの人が、大きな「爆弾」を抱えているようだ。