マネジャーとして部下を持つ管理職層:4つのステージ(段階)
今日の多くの日本企業では、管理職層(マネジメント層)と言っても、直属の部下を持ち組織の成果を上げる役割を負うマネジャーと、直属の部下は持たずに高い専門性を発揮し成果を上げる役割を負うスペシャリストがいます。「部下を持つ管理職層」には、次の4つの段階があります。
5.マネジャー(Manager/マネジメント):個人と集団に働きかけて、組織業績を達成しながら変革を推進していく段階
6.ダイレクター(Director/変革主導):対立や葛藤を乗り越えながら、変革・改革を起こし、組織の持続的成長を実現する段階
7.ビジネスオフィサー(Business Officer/事業変革):戦略的な資源配分を通じて、自ら描いた事業構想を実現する段階
8.コーポレートオフィサー(Corporate Officer/企業変革):社会における自社の存在意義を絶えず問い直し、自社の針路を決める段階
スペシャリストとして部下を持たない管理職層:
2つのステージ(段階)
高い専門性の発揮が期待されている部下を持たない管理職層にも、次の2つの段階があります。
9.エキスパート(Expert/専門家):高い専門性を発揮することを通じて、組織業績と事業変革に貢献する段階
10.プロフェッショナル(Professional/第一人者):卓越した専門性を発揮することを通じて、事業変革に道筋をつける段階
この連載では、あなたの部下が当てはまる、最初の4つ、一般社員のステージを見ていきます。