チェック講師ができるまでに大成長
それでもいまは2人ともチェック講師ができるほど数字に強くなった。
飛山にいたっては「社長の決定ソフト」(経営計画作成に使うオリジナルソフト)の講師まで立派に務めています。
2人が数字に強くなったのは、知識と回数を増やしたからです。
簿記や決算書を勉強するために外部の研修を受けたければ、その費用は全額会社が負担します。
大森はそれで知識を手に入れた。
回数をこなすために、チェック講師も義務づけました。
講師は半期に2回、その事前勉強会2回を含めて、計4回の経験を積む。
これで多くの社員が伸びました。
セミナーでチェック講師を務めている武蔵野の社員に、学歴を尋ねてみてください。
華々しい学歴を持っている社員はひとりもいません。
それでも、そこらの社長よりずっと数字に強い。やり方次第で誰でも数字に強くなれる証拠です。
ぜひ、第1回連載にある、【あなたの会社の危険度ワースト「15の死角」】をチェックしながら、『数字は人格』をカラダ中の細胞に植えつけていただけたらと思います。