また、入居者のレントロール(家賃、敷金、契約日、契約期間などをまとめた一覧表)やアパートごとの収支は、すべてグーグルの表計算ソフト「Googleスプレッドシート」で作成して管理するようにしています。

 そのため、スマートフォンのアプリケーションを開けば、入居者のレントロールやアパートの収支はいつでもどこでも見ることができるのです。

スマホ1台でPDCAを回すと
収益はどんどん上がっていく

 入居者から毎月入金される家賃については、融資を受けている銀行のインターネットバンキングで管理しています。

 入金があるかないかは、通帳にいちいち記帳する必要はなく、インターネットから閲覧できるので便利です。

 家賃の入金が遅れている入居者に対しては、メールで催促をします。電話と違って時間も取られません。

 入金が遅れている理由の大半は、忙しくて忘れていたということなので、メールで催促されたほうが、入居者にとっても心理的なストレスが低いのです。

 賃貸経営に関する情報はすべてスマホで見られるようにしているので、本業の休み時間や昼休みなどにちょっと確認できて非常に重宝します。

 このように、スマートフォンで情報を一元管理して、スマホでPDCAサイクルを回すことによって、業務の効率化を図り、収益性を向上させていくことができるのです。