上流から下流まで
極めてめずらしい鉄工所

 ヒルトップでは、お客様の困りごとを解決するため、オーダーメイドの商品開発を展開しています。

 上流(ヒアリング・構想デザイン)から、下流(稼働・アフターケア)まで全工程にわたってすべて対応する、極めてめずらしい鉄工所なのです。

 当社に装置開発事業部を設置したのは、2010年4月。
 きっかけは、2008年9月に起きたリーマン・ショックでした。

 リーマン・ショック後の不況によって大幅に受注が冷え込んだとき、「時間がふんだんにある今こそ攻めるべきではないか」と判断。

 社員からも、様々なアイデアがあふれ出ました。
 装置開発事業部を立ち上げた結果、加工業者から開発メーカーへの転換を図ることができたのです。

 開発部長の谷口は、

「ヒルトップという枠の中には、『加工製造』だけでなく、いろいろな機能が入っている。それが他社との違いであり、当社の強みである」

 とし、次のように言っています。

「デザインも設計も組立も自社でできる。部品単体でもつくれるし、装置もつくれる。
 世の中にないものや、ワンオフ(ある目的のために製作された専用機)にも対応できる。
 トータルでソリューションを提供できる、うちのような鉄工所は、非常に稀有な存在だと思います。
ヒルトップがお客様から重宝されているのは、どんな課題に対しても、『何らかの答えを出せる』からではないでしょうか」(谷口)