メッセージアプリ「スナップチャット」を運営する米スナップはバイアコムやNBCユニバーサルと提携し、競争が激化する独自コンテンツ市場に一段と踏み込んでいる。スナップはフェイスブックや同社傘下の画像共有アプリ、インスタグラムとの競争で苦戦する中、「スナップ・オリジナルズ」を導入する。一方、インスタグラムは6月、モバイル長編動画で圧倒的地位を築こうと、長編動画投稿用の新アプリ「IGTV」を発表した。スナップはこれまでにも独自コンテンツ制作を目指し、2017年にタイムワーナー傘下のケーブルテレビ(CATV)局ターナーや映画制作会社ワーナー・ブラザーズと1億ドル規模の契約を交わすなどしてきた。スナップ・オリジナルズの制作には複数のテレビ・映画制作会社が同意している。
スナップ、独自コンテンツ制作に一段と注力
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