1位北海道大学、2位東京大学
本当に良い就職をしている大学ベスト5とは?
まず、「本当に良い就職をしている大学ランキング」1位になったのは、北海道大学です。2位は東京大学、3位は広島大学という結果になりました。
今回のランキングで上位に入った大学を見ていくと、トップ5のうち上智大学を除く4校が国立大学でした。文部科学省が発表している文部科学統計要覧(平成30年版)によると、日本の大学のうち国立大学が占める割合はわずか11%。また国立大学の学生の数は全体の21%と少数派ですから、国立大学出身者の入社後の満足度がいかに高いかがわかります。
2021年卒業予定の大学生からは、インターンシップなど通年での就職活動が当たり前になり、学業との両立を不安に思う人も少なくないでしょう。しかし、インターンシップなどを通じてより自らの学問を実学に生かしつつ、専門性を高められれば、企業から欲しがられる人材へと成長し、入社後の高待遇を期待できるかもしれません。
また、インターンシップで自分にはどんな仕事が合っているのかを探りつつ将来の就職先を見つけられれば、入社後のミスマッチが減り、満足度は上がっていくでしょう。現在の就活ルールの廃止後、今回数多くランクインした国立大学だけではなく、私立大学や公立大学を含めたすべての大学で「入社後の満足度」が上がることが望まれます。
(本記事はVorkers[ヴォーカーズ]からの提供データを元に制作しています)