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転職を考えていても、今の会社での業務が忙しくてなかなか転職活動に踏み出せない。そんな状況の方も多いのではないでしょうか。今回は二人の事例をもとに、
「安定」という名の停滞を脱ぎ捨てる
少数精鋭のコンサルへ転職したAさん
Aさんは自然に関する公的な調査機関で5年間、研究支援の仕事に従事してきました。もともと理系出身で「研究者を支えたい」という純粋な志を持って入職したAさん。仕事内容そのものにはやりがいを感じていたものの、ある時期から拭えない違和感を抱くようになります。
「仕組みを変えるのに時間がかかる」「業務フローが整わず、本来の目的であるはずの研究支援に集中できない」。影響の大きさや提供範囲の広さなどを起因とする公的機関ならではの堅実さは、裏を返せば変化へのスピードの遅さでもありました。
「自分はこのまま、このペースで働き続けていいのだろうか?」
20代後半、やれることが一通り見えてきたタイミングで、Aさんは「民間企業ならもっと加速的に支援ができるのではないか」と、外の世界へ目を向け始めたのです。
「選考」は自分を知るための鏡
面接を重ねるごとに輪郭を増す理想の環境
転職活動を開始した当初、Aさんは「絶対に転職する」と決めていたわけではありませんでした。しかし、大小さまざまな規模の企業の面接に足を運び、現職以外の「空気感」に触れることで、自身の価値観が研ぎ澄まされていきました。
ある企業の面接では、管理職がさらに上の層と日常的に壁打ちをしながら意思決定をしていると聞き、「これだ!」と直感。逆に、質問に対して型通りの回答しか返ってこない企業には違和感を覚えました。
「自分は、失敗を恐れずトライアンドエラーが評価される環境を求めているんだ」







