今年の米中間選挙に関するお決まりの解説は、郊外の女性たちがドナルド・トランプ大統領に背を向け、あるいはトランプ氏に背を向けられ、その怒りを共和党候補たちにぶつけたというものだ。共和党現職候補の大虐殺を見ると、こうした通説に異論を唱える根拠はほとんどないように思える。とはいえ、その説に違和感を覚える人もいる。たとえ私たちがそれを否定しようのない現実と認めていてもだ。そこで今回は、米国で政治的に外れ者であることを最も固く決意した人々、つまりトランプ氏を愛する女性たちについて考えてみたい。彼女たちは単なる女性ではない。自らを「共和党女性」に分類している。共和党女性たち以上にトランプ氏を好きな層はない。女性有権者に関するこの事実は、Foxニュースが全米の登録有権者を対象に行った調査の結果の中で際立っている。