加えて、当たり前の話だが、元「無所属の会」所属議員たちも一会派所属議員として国会論戦に立つことになるので、これまでのように同じような顔ぶればかりが予算委員会のテレビ入り質疑に立つといったこともなくなっていくだろうし、キレのいい質問が増えていくようになるのではないか(これまでは同じ議員たちが立つことになっていたので、予想以上の結構な負担になって、「質問疲れ」になっていたとも聞く。そんなことであれば、質問の刃のキレが悪くなっていたのもふに落ちる)。

立憲民主党自体は
強くなっていくか?

 元「無所属の会」の議員たちが続々と立憲民主党系会派に入会したことで、立憲民主党系会派、立憲民主党自体の体制が強化され、体質的にも強くなっていくことは間違いないだろう。

 もっとも、それが本当に「与党の強敵」と目されるまでに発展していくかは不明である。

 その最大のネックは現在の党国対の体制であるが、結党当初から参加した議員と後から参加した議員との軋轢(あつれき)とはいわないまでも、両者の間にある種の距離感が生じる可能性もある。特に後者については、当選期数にかかわらず特に当初から参加した議員の側が持ちがちであるように思われる。

 政党というものは、しっかり軸を持ってブレずに進み続ける限り発展していくことができる。たまたまある役職や立場にあったとしても、自らを上回る経験や能力がある人材が入ってくれば、そうした人材と役職等を交代することは当然である。そうしたことが起これば、まさに発展していっているといえるだろう。

 要は柔軟な党運営が重要ということだ。

 そうしたことが現在の立憲民主党系会派、立憲民主党にできるか否か、統一地方選やその先の参院選も視野に、今まさに分水嶺(ぶんすいれい)に差しかかりつつあるといえるのではないか。