母は現実を語り、
父は夢を語る
父親は現実的なことではなく、夢や理想を多く語ったほうがいいのです。一方、母親は現実的なことを話すといい。父親の仕事はなんであってもいいのです。どんな職業であれ、「お父さんは社会に対していい仕事をしている」とおもえる家の子どもは安定していて健やかに成長します。
子どもにとって父親は完全体でいてほしい。ところが、そうでなくなると、完全体とつながっていることで安心していた自己が揺らぎ、自分を愛せなくなっていきます。自己愛のバランスがそうして崩れ、心にひずみが生まれると、それがきっかけとなって学校で問題行動を起こしたり、大人になってから精神疾患になりやすくなったりします。
親は父親の役割、母親の役割といったものを、しっかり認識しておく必要があるとおもいます。