脅迫された米アマゾン・ベゾスCEOの「反撃」が全米の話題に
脅迫されたベゾスCEOの「反撃」が全米の話題に 写真:ユニフォトプレス

 米アマゾン・ドット・コムの創業者兼CEOのジェフ・ベゾス氏が、タブロイド紙「ナショナル・エンクワイアラー」(以下、NE)のオーナーのデービッド・ペッカー氏から脅迫されたとする事件が大きな注目を集めている。

 最初、NEが「ベゾス氏の離婚の原因は不倫にある」として女性との親密なやりとりや写真を報じた時は、世界一の富豪のゴシップ報道というお決まりのパターンかと思われた。ところがベゾス氏が「報道には政治的な意図がある」として、NEの情報の入手方法や意図についての調査を始めたことで事態は思わぬ方向に発展した。

 ベゾス氏によれば、NE側は同氏を脅迫して調査をやめさせようとしたという。しかし、ベゾス氏は脅しに屈することなく、NEの代理人からの「調査を中止すれば、我々が保有する写真やテキストメッセージについて建設的な対話に応じる用意がある」という脅迫メールの内容を公表。その上で、「私が恥ずかしい思いをすることなど二の次だ。これはもっと重要な問題だ。私のような立場の人間がこうしたゆすりに立ち向かうことができなければ、他にできる人がいるだろうか」(BBCニュース、2019年2月8日)と述べた。