志麻さんの魅力

「映画を一本、見終わったかのよう」<br />……伝説の家政婦・志麻さんの<br />原稿を初めて読んだ時の第一印象三木麻奈
Photographer
1977年生まれ。両親は60年代に、沖縄県八重山諸島の小さな島、竹富島に移住し、熱帯雨林と珊瑚礁に囲まれた大自然の中での生活を送る。帰京後はグラフィックデザインを学ぶかたわら独学で写真を学び、叔母がマネージャーを勤める写真スタジオに勤務、下積み時代に入る。その後同スタジオにて出会った広告写真家、湯淺哲夫に師事、2005年よりフリーランスのフォトグラファーとしての活動を開始。独特の重厚感を持つ力強い静物写真を始め、撮影を手がける料理書籍の数は多く、他に人物、紀行など、被写体とする対象は多岐に渡る。

編集:三木さんも非常に楽しそうにお仕事されていましたよね。

三木:はい。何か志麻さんと一緒にいると居心地がいいんですよね。

編集:なぜなんでしょう?

三木:きっとおもてなし上手なんでしょうね。構えすぎにいい感じで、いい意味で放っていてくれるあたたかさがある。

編集:確かに。インタビュー最終回となる次回は「志麻さんの感動三品」について教えてください。

三木:わかりました!

(つづく)