レストラン予約サイトの「オープンテーブル」は、レストランが競合の予約サービス会社と許可なくデータを共有することを禁じる方針だ。オンラインで予約する食事客の情報管理を巡る競争は激化しつつある。オープンテーブルは同社運営サイトを通して取得された食事客の情報について、レストランが新たな料金を支払わない限り他社に譲渡することを禁止する。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した同社資料で明らかになった。レストランチェーンがパーソナライズされた商品やサービスの提供に力を入れる中、食事客の情報はますます価値が高まっている。各チェーンはメニューの改善やアレルギーへの注意喚起、支出パターンの追跡に情報を活用している。
レストランのネット予約、情報管理巡り競争激化
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