誤解をしてほしくないのは、「結果を出す人は話し上手だ」と言いたいわけではありません。そうではなく、

 結果を出す人は、「例外なく聴き上手」 だと言いたいのです。

仕事で重要性が高いのは
「話す力」より「聴く力」

大西みつる 結果を出す人は「修正力」がすごい!本コラム著者・大西みつる氏の新著

 もちろん、話題が豊富で、場を盛り上げられる人は魅力的です。論理的に話す人は、理知的な印象を与え、説得力があります。

 ただ、私の経験上、仕事では「話す力」より「聴く力」のほうがより重要性が高いと断言できます。なぜなら、「相手の話を聴いてから始める」のが、コミュニケーションの鉄則だからです。

 仕事では、相手と「信頼関係」を築くことが大切です。上司、先輩、同僚、取引先の相手、お客様……仕事で接する人は立場も年齢も性別もみんなバラバラです。

 そうした様々な立場の人と信頼関係を築くためには、相手の気持ちや考え方、価値観といったものを理解しなければ不可能です。

 だからこそ、コミュニケーションにおいては、相手の話を聴く姿勢が重要なのです。

 私は、管理職向けの研修も数多く行なっています。

 上司になると、部下に指示をすることが当たり前になります。そのため、ともすれば、「指示命令」が中心の一方的なコミュニケーションになりがちです。