この質問1つで「この名前は群馬県には多いんですよ」などと話が盛り上がることもある。また名前の読み間違えも防げるし、何倍も記憶に残るものだ。

名刺交換の後は
相手が思い出せるようにメモ

 さて、ここまで読んでいただいたあなたにもう1つやっていただきたいことがある。

 それはお客様やクライアントと別れた後、顔の特徴や趣味をメモしておくということ。後で名刺を見返した際、そのメモが重要な情報になる。

 たとえどんな情報だとしてもそれを糸口にして《あぁ、こういう人だった》と思い出すきっかけになるのだ。

 私自身も記憶力がいい方ではない。少し前に20人くらいの方と名刺交換させていただいた。

 その時は名刺に一切メモをしなかった。そして翌日、《せっかくだからお礼メールを送ろう》と名刺を1枚1枚見ていったのだが、名刺を見て思い出したのはたったの2人だけだった。

 あとの18人はどうしても思い出せない。

 最近は中性的な名前も多い。名刺を見て《男性か女性かさえも分からない》といった人もいた。人間の記憶なんてそんなものである。

 ということは、名刺交換した相手だって、こちらを忘れているのだ。