今、中古マンションに熱い視線が注がれています。新築マンションの価格が高騰し過ぎて、手に届きにくくなっていることから、消費者の目がにわかに中古物件に向いているからです。1月16日に『マイホームは価値ある中古マンションを買いなさい!』(ダイヤモンド社)を上梓した著者の日下部理絵さんは、これまでに1000棟以上の物件を見てきたマンション管理のプロフェッショナル。日下部さんいわく、中古マンションは「値下がりしにくい価値ある物件」を選ぶのが賢い選択とのこと。では、どんな物件を選ぶのがいいのか? そのポイントをわかりやすく解説します。

写真は本文とは関係ありません
 

売主は個人の場合、値下げ交渉できる可能性は高い

 これまで日本では、新築マンションを購入する方が多く、売れ残りなどを除いて価格交渉はできないと思われていました。

 しかし、中古マンションの価格に定価はなく、相場価格を参考にしながら売主が決定しています。

 不動産会社は売主に、相場をもとに査定価格の提示などを行いますが、最終的に決定しているのは売主です。

 そのため、個別要因が大きく関係します。売主は個人が多い中古市場を考えると、値下げ交渉ができる可能性は大きいといえます。

 もし立地や間取り、広さなど希望どおりの中古マンションが見つかったにもかかわらず、予算がオーバーしているのであれば、値引き交渉してみるのもいいでしょう。

 しかし、売主の状況を把握しながら、慎重に交渉する必要があります。

 交渉の際のポイントを、以下に見ていきましょう。